ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「メイズ・ランナー」

「メイズ・ランナー」観ました。


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記憶を消された少年。

高い壁に囲まれた森に、着の身着のままで放り込まれた少年。

そこでは、同じく名前しか思い出せない少年達がコミュニティを形成し、暮らしていた。

毎月物資と共に一人の少年が送られる。
高い壁の向こうは迷路になっていて、入り口は昼間しか開かない。
迷路は自ら動き変化していて、しかも中には狂暴なモンスターが居る。

「迷路の向こうには出口がある。」

そう信じ、毎日俊足な「ランナー」が迷路に挑んでいる。

衝撃。緊張。絶望。

少年達は、混乱期を経てある程度調和の取れたコミュニティを形成し完成。

そこへ、主人公の少年が放り込まれた事で、彼らの、そして迷路の秩序が崩れていく…。

当方の大好きな「なんちゃって家族」のあいつ。


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あの、愛すべき童貞が出ているとなれば、観ない訳にはいかない!

という、ただそれだけで観に行ってしまいました。

3部作なんですね。

よく見たら、ポスターにも堂々と書いてあったのに。全く見ていませんでした。

何だか、随分とサクサクと説明的に話が進むなあ~。と思っていたんですよ。

続き物やったからなんですね。

もっと、迷路で四転八倒している所とか見たいじゃないですか。少年達の混乱期とか…。

と書いて気付いたのですが、当方は恐らく、このコミュニティの形成される下りが見たかったんですね。3部作どころか、エピソード0的な。

あくまでも出来上がっている世界を、壊しにくる主人公。王様のレストラン形式。

「なんちゃって家族」のあいつ。想像以上の活躍。そこは大満足。


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これは、色んな層を取り込める作品なんですかね。

「パニックもの」「冒険もの」「謎解きもの」が好きな層。(でも、得てしてこういう層はマニアックな知識や先人達のルール故に、頭でっかちで文句を言いやすいぞ。)

そして「少年を愛でる層」

主人公のトーマス。そして、その周りの少年達のイケメンぷり。

林遣都みたいな顔立ちのファニーな奴。


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当方も何だか惹かれたミンホ。


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完全に、女子にとって目の保養。


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…こいつも、すっごくいいんだがな!


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何が好感が持てるって、終始どたばたしているので、ラブな要素とかが全く無いんですよ。今の所は。すっきり観れますね。

何だか上っ面だけで突っ走ったなあ~。とか。そこは説明するべきやろう。とか。何で?とか。「キャビン」的な流れ?じゃあシガニー姉さんは?等々、突っ込みたい所は沢山ありましたが。

まあ、3部作でおいおい語るんやろう。と自分に言い聞かせ。それは渋々納得し。

でもひとつだけ。どうしても…どうしても気になっている事。

作中「30分後に落ち合おうぜ!」と言っていたシーンがありましたけれど。

誰も、時計なんか持っていないし、していなかったじゃないかと。

きっと、当方の見えない所に、電池不要の時計があるんだろう…と言い聞かせるけれども。

一体、毎月の物資って中身は何だったんだ。結構重要な点やと思うんやけれど。

ともかく、この作品を観た人達には、どこかで時計を見掛けたかを聞きたくて仕方ありません。