ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年 映画部 ワタナベアカデミー賞

12月30日。迫りも迫りまくった年の瀬に、映画部年間総括が行われました。もう少し早い日取りを予定していたのですが…。映画部部長の「空手の練習で肉離れをした」という負傷連絡があり。どちらにせよ、前述の日取りでは「年間ベストを選出するには、映画部活…

映画部活動報告「完全なるチェックメイト」

「完全なるチェックメイト」観ました。 1972年に行われたチェスの世界決定戦。アメリカ人の挑戦者と、世界王者のモスクワチャンピョン。知ってましたか?チェスの世界。当方は勿論の無知。チェスは勿論、囲碁将棋も勿論の門外漢。だから、チェスがこんなにも…

映画部活動報告「黄金のアデーレ 名画の帰還」

「黄金のアデーレ 名画の帰還」観ました。 多くの映画好きが薦め、年間ベストにランクインしまくっているこの作品。気になっていたのに、日々の些末なゴタゴタ故に観逃し…と落胆していた所のシネ・リーブルの救済措置。即座に観に行きました。(結構な人が居…

映画部活動報告「さようなら」

「さようなら」観ました。 とある日本。国内の原発がある日次々に爆発、炎上。 日本は住めない国になり、国民は総難民化した。 救済を名乗り出た国々に、順番に避難する人達。そして避難待ちの人達。幼い時に日本に移住した、白人女性の主人公。 (詳細不明…

映画部活動報告「ホワイト・ゴッド」少女と犬の狂詩曲

「ホワイト・ゴッド」少女と犬の狂詩曲観ました。 ハンガリー映画。 ある意味の250匹わんちゃん。どこかの町。12歳の少女と、飼い犬。 離婚した両親。 母親が長期不在になるため、父親に預けられる。 ぶっきらぼうで、何だか犬が好きではなさそうな父親。加…

映画部活動報告「ハッピーエンドの選び方」

「ハッピーエンドの選び方」観ました。 イスラエル。老人ホームに夫婦で入居している主人公。手先の器用な彼は「電動の内服週刊カレンダー」を妻に作ったり。いわゆるカラクリ細工工作を得意にしている。 穏やかに暮らしていた二人。 しかし、友人夫婦の妻に…

映画部活動報告「ムーン・ウォーカーズ」

「ムーン・ウォーカーズ」観ました。 1969年。人類発の月面着陸…の成功率の低さに不安を抱えるNASA。 もし失敗したら…。面子が丸潰れになってしまう。そこで、CIAを呼び。秘密裏にスタンリー・キューブリックにそれらしい画像を作成せよと依頼。ベトナム戦争…

映画部活動報告「駅 STATION」

午前十時の映画祭「駅 STATION」観ました。 高倉健主演。降旗康男監督作品。倉本總脚本。そして、木村大作撮影。「木村大作!…あの、雪国の過酷さを撮るといえばの。あの」「北のカナリア」を思い出す当方。あの作品自体は作中「カリンカ」と同じく切ないメ…

映画部活動報告「恋人たち」

「恋人たち」観ました。 樋口亮輔監督作品。「ハッシュ!」そして「ぐるりのこと」から7年。 三者の「恋」を描く群像劇。映画館でチラシを目にした時から。そして予告を観て尚更、気になって仕方が無かった作品でした。そして、映画を観た後の当方のモヤモヤ…

映画部活動報告「エベレスト3D」

「エベレスト3D」観ました。 1996年、実際に起きた大量遭難事故の映画化。七体陸最高峰のエベレスト。かつて難攻不落であったその山。しかし、登頂のルートがある程度整備され、会社も設立。 登頂ガイドに依ってアマチュア登山家も登頂出来るようになった。…

映画部活動報告「新幹線大爆破」

午前十時の映画祭「新幹線大爆破」観ました。 1975年。東宝。佐藤純彌監督。 高倉健。宇津井健。千葉真一。その他オールスターキャストのパニック映画。「東京初博多行きのひかり109号に、時速80キロを低下したら爆発する爆弾を仕掛けた」そんな連絡を受けた…

映画部活動報告「アクトレス 女たちの舞台」

「アクトレス 女たちの舞台」観ました。 大女優の主人公。 昔、若かった彼女を世に送り出したとある舞台。 その作家の訃報を聞いてすぐ、彼女は再びその舞台に立たないかとオファーされる。 それは、彼女がかつて演じた若き小悪魔では無く。それに依って破滅…

映画部活動報告「ヴィジット」

「ヴィジット」観ました。 19歳で駆け落ちして以降、没交渉だった母親の両親。(祖父母) 彼等がネットで母親を見つけ出し。会わせる顔が無いと言う母親の代わりに、一週間遊びに行く事になった姉と弟。 感動的なメッセージムービーを作ろうとカメラ片手に向…

映画部活動報告「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」

「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」観ました。 前作。記憶を無くした少年達が生活する森。それを取り囲む壁の迷路。 そこを抜けた少年達を待つものは?(ざっくり。ざっくりすぎる前作の解説。 まあ続編を観るって事は、前作を観ていますもんね。その前提で。…

映画部活動報告「探検隊の栄光」

「探検隊の栄光」観ました。 映画が観たい!でもイマイチ観たい映画が浮かばない!という休日。「こういう日は、完全に振り切った奴を観るしかない。」劇場でポスターを見たくらい。何の期待もせずに。予習も一切無く。何となく引っ掛かったから行って…そし…

映画部活動報告「ピッチ・パーフェクト2」

「ピッチ・パーフェクト2」観ました。 相変わらずの、日本版ポスターのけばけばしさ。 前回の「ピッチ・パーフェクト」から3年。アメリカ大会では事実上無敵となったベラーズ。 ベラーズハウスを借り。皆でそこに住んで。仲良しですっかりぬるま湯女子。とあ…

映画部活動報告「先生と迷い猫」

「先生と迷い猫」観ました。 野良の三毛猫と、彼女を見守る市井の人々の姿を描く。 当方は、完全な猫派でしてね。犬には一切興味が無いんですが。 劇場に蔓延する「猫大好き!」オーラ。下手したら、猫だけを延々2時間流したとしても、我々は弛緩した表情を…

映画部活動報告「ターボキッド」

「ターボキッド」観ました。 一週間限定。しかもレイトショーのみ。 つまりは7回しか上映していない。そんな貴重な作品。最終日に。その昼間。金を貰ってやっているとは思えない。低い。低すぎる意識で労働する輩に。流石のちゃらんぽらんな当方も、殺意を覚…

映画部活動報告「岸辺の旅」

「岸辺の旅」観ました。 深津絵里。浅野忠信主演。 黒沢清監督作品。「黒沢清監督がカンヌで賞を?!」という本作品。ピアノ教師の主人公。その前にある日現れた夫。「俺、死んだわ。」夫は3年前に失踪。以降全く行方は知れず。 そんな夫が自ら現れ。海辺で死…

映画部活動報告「愛の小さな歴史」

「愛の小さな歴史」観ました。 心身ともに疲労困憊で職場を後にした朝。 もう、布団の事しか考えられない。一刻も早く入団したい。…でも。どうしても観たかったこの作品が。何故だか朝一回しか上映していなかったこの作品は絶対に観たくて。老体に鞭打って、…

映画部活動報告「木屋町DARUMA」

「木屋町DARUMA」観ました。 遠藤憲一主演。四肢を失ったヤクザ、というアンタッチャブルなテーマ。彼を介護しているヤクザとの、ぎこちなくも成立していくバディ感。取り立てをされる側の人間たち。そして搾取する側のヤクザたち。ヤクザには、最早義…

映画部活動報告「ローリング」

「ローリング」観ました。 冨永昌敬監督作品。水戸。 高校の体育教師であった男。その彼女。そして男の教え子であった男。 かつて体育教師であった男。「学年女子全員の着替えている様を盗撮し。それが露見し、教職を追われた」という過去。東京にも居場所が…

映画部活動報告「お!バカんす家族」

「お!バカんす家族」観ました。 ハングオーバーのエド・ヘルムズ主演。とある三流航空会社の、国内線のパイロットの主人公。妻と二人の息子の4人家族。 内気でナヨナヨした高校生位の長男。そんな兄を馬鹿にしておちょくる生意気な10歳位の次男。毎年夏休み…

映画部活動報告「ピエロがお前を嘲笑う」

「ピエロがお前を嘲笑う」観ました。 ドイツ映画。 「このラストは誰も見破れない。」てな感じの煽った宣伝をしていた作品。天才ハッカーの少年が警察に出頭してきた。そこで語られる、彼の半生と電脳世界。初めて出来た仲間。そして犯罪。 翻弄される警察。…

映画部活動報告「ハッピーボイス・キラー」

「ハッピーボイス・キラー」観ました。 バスタブ会社で働くジェミー。 昔とある事件を起こし、現在は保護観察中。精神科医のカウンセリングを受けている。 ボーリング場に隣接?した家に、犬と猫と住んでいる。会社の懇親会で実行委員になったジェミー。そこ…

映画部活動報告「カルフォルニア・ダウン」

「カルフォルニア・ダウン」観ました。 アメリカ。サンドレア断層の走るカルフォルニア付近。そこで起きた、M9の群発地震。ずっと観たくて。でも、何だか間が悪くて観れなくて。やっと観れた作品。しかも、他の作品との組合せスケジュールにて3Dで。眼鏡オン…

映画部活動報告「アントマン」

「アントマン」観ました。 マーベルのニューヒーロー。 一言で言うと「一寸法師」。主人公のスコット。刑務所帰り。元々電気系統の技術者だったが、前科のせいで再就職は難しく。 家族とも別れ。養育費も払えず。愛する娘と会うこともままならず。 どん底の…

映画部活動報告「キングスマン」

「キングスマン」観ました。 英国作品。表向きは「高級仕立て屋」のテーラー。実は「どこの国にも属さないスパイ」こと「キングスマン」。その一人。ハリーを軸に。キングスマンと対する勢力。そして新しいキングスマンの誕生を描く。これは、間違いなく「コ…

映画部活動報告「ピクセル」

「ピクセル」観ました。 1982年。NASAが宇宙に送った「友好」のメッセージ。 その中にあった一つが、「世界一ゲームチャンピョン大会の模様」 実は受け取られていたメッセージ。 2015年。何故か「地球からの宣戦布告で、地球人はこういう戦い方をする」と勘…

映画部活動報告「お盆の弟」

「お盆の弟」観ました。 40歳を目前に。売れない映画監督の主人公。一人娘とはラブラブな関係なのに、妻には三下り半を突きつけられ。 大腸癌で手術を受けた兄の面倒を見ろと、ていよく別居を言い渡され。 術後人工肛門を余儀なくされた兄。 何とか社会復帰…