ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

映画部活動報告「永い言い訳」

「永い言い訳」観ました。西川美和監督作品。本木雅弘主演。竹原ピストル、深津絵里、黒木華、池松壮亮などが脇を固め。小説家の主人公。美容師の妻と二人暮らし。冷めつつある夫婦の関係性。ある日。妻が友達と旅行で不在なのを良い事に、不倫相手の若い女…

映画部活動報告「淵に立つ」

「淵に立つ」観ました。深田晃司監督作品。 昨年年末の「さようなら」は、正直当方はいまいちでしたが。町工場を営む夫婦と、その一人娘。 ギクシャクしながらも、かろうじて家族という形態を保っていた三人。 そこに現れた、一人の男。 夫の古い知り合いだ…

映画部活動報告「七人の侍」

午前十時の映画祭「七人の侍」観ました。「1954年公開。黒澤明監督作品。三船敏郎、志村喬主演。言わずと知れた日本映画の超名作を。4Kで再現!あの名作を!まさかのスクリーンで!」おそらく、今回の午前十時の映画祭の目玉作品を。有難くも、しっかりと映…

映画部活動報告「少女」

「少女」観ました。 湊かなえ原作。三島有紀子監督作品。 本田翼、山本美月主演。 17歳。高校2年生の由紀と敦子。 周りに対し斜に構え。一人小説をしたためる由紀。 かつては天才剣道少女。しかし、大きな大会の団体戦で足を負傷。文字通り皆の足を引っ張り…

映画部活動報告「いまを生きる」

午前十時の映画祭「 いまを生きる」観ました。1989年。ロビン・ウィリアムズ主演。 アメリカ。全寮制の男子校。国内屈指の進学校。 そこに通うハイスペックな生徒達。末は博士か大臣か。叩き込まれる知識。 それは「いい大学に入って高い地位を得るため」の…

映画部活動報告「高慢と偏見とゾンビ」

「高慢と偏見とゾンビ」観ました。 18世紀のイギリスを舞台とした、超有名古典恋愛小説「高慢と偏見」 その世界にゾンビ(以降Zと表記)を投入した、話題作。18世紀。女性に家督兼が認められなかった時代。年頃の5人娘を持つベネット家は、婚活の真っ最中。…

映画部活動報告「ハドソン川の奇跡」

「ハドソン川の奇跡」観ました。 2009年、1月15日。USエアウェイズ1549便の不時着着水事故。飛行場から離陸して間も無かった旅客機に起きたバードストライク。両方のエンジンの動力を失い。と言って引き返す事も、他の飛行場に不時着することも出来ず。 そこ…

映画部活動報告「怒り」

「怒り」観ました。 吉田修一の同名小説。李相日監督作品。東京八王子。夏。とある一軒家で起きた、残忍な夫婦殺人事件。修羅場と化した殺人現場で残された、冷蔵庫の扉に血で記された「怒」という文字。 犯人像は浮かんでいるのに、一年経った今も未解決の…

映画部活動報告「オーバー・フェンス」

「オーバー・フェンス」観ました。 佐藤泰志の函館三部作小説の映画化。 山下敦弘監督作品。 オダギリジョー、蒼井優主演。ごく普通に就職し、結婚し、子供を儲けた。平凡な人生を送るはずであった。なのに。 夫婦関係は破たんし。仕事も辞め。故郷の函館に…