ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年 映画部ワタナベアカデミー賞

昭:2021年が終わろうとしている…早い。早すぎやしないか。 和:はいどうも。当方の心に住む男女キャラ、昭と和(あきらとかず)です。すっかり恒例となりました、映画部年間総括ことワタナベアカデミー賞。今年も我々の司会進行で執り行いたいと思います。 …

映画部活動報告「ラストナイト・イン・ソーホー」

「ラストナイト・イン・ソーホー」観ました。 ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)。晴れてロンドンのデザイン学校に入学することになったエロイーズ。しかし併設する寮の環境に馴染めず、ソーホー地区のとある古いアパー…

映画部活動報告「パーフェクト・ケア」

「パーフェクト・ケア」観ました。 ロザ厶ンド・パイク主演。J・ブレイクソン監督作品。 身寄りがなく、自己判断に難のある高齢者の成年後見人となるマーラー・グレイソン(ロザ厶ンド・パイク)。 高齢者本人には手厚いサポートが受けられる施設へ入所しても…

映画部活動報告「ボストン市庁舎」

「ボストン市庁舎」観ました。 ドキュメンタリー界の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督。最新作の舞台は監督の故郷であるボストン市庁舎。 ボストン市:アメリカ・マサチューセッツ州の州都の中でも最大の都市。建設は1630年でアメリカの中でも最も古い都…

映画部活動報告「カオス・ウォーキング」

「カオス・ウォーキング」観ました。 2008年に発表された、パトリック・ネスの小説『心のナイフ』の映画化。ダグ・リーマン監督作品。 環境破壊が進み、遂に人類が地球外に居住する時代がやって来た。『ニューワールド』と名付けた惑星に入植した人類。先住…

映画部活動報告「エターナルズ」

「エターナルズ」観ました。 「アベンジャーズに次ぐ、新たなヒーローたちの物語が始まる」 太古から7000年もの間、人類を見守ってきた10人の守護者『エターナルズ』。 神的存在である『セレスティアズ』から、人類を捕食者である『ディヴィアンツ』から守る…

映画部活動報告「ボクたちはみんな大人になれなかった」

「ボクたちはみんな大人になれなかった」観ました。 1995年。21歳だったボク・佐藤誠(森山未来)は、彼女・加藤かおり(伊藤沙莉)と出会って初めて頑張りたい」と必死になれた。 『普通』を嫌う彼女と一緒に居ると楽しくて、自分も特別な何かになれそうな…

映画部活動報告「由宇子の天秤」

「由宇子の天秤」観ました。 三年前。ある女子高生がいじめを苦にして自殺した。 生前、女子高生と家族は学校にいじめの存在を訴えていた。しかし学校が出した答えは「女子高生と教室がよからぬ関係を持っていた」ことからの『退学勧告』。翌日女子高生は自…

映画部活動報告「ひらいて」

「ひらいて」観ました。 綿矢りさの同名小説の映画化。首藤凛監督作品。 主人公の木村愛(山田杏奈)、高校三年生。成績優秀で推薦で大学進学もほぼ決定。目立つ容姿な上に人付き合いもそつなくこなす愛は学校のヒエラルキーでも上位。けれど愛が人知れず目…

映画部活動報告「コレクティブ 国家の嘘」

「コレクティブ 国家の嘘」観ました。 2015年10月。ルーマニアにあるライブハウス『コレクティブ』で発生した痛ましい火災は、27名の死者と180人もの負傷者を出す大惨事となった。 しかし。修羅場をくぐり抜け一命を取り留めたはずの37名が搬送先の病院で次…

映画部活動報告「最後の決闘裁判」

「最後の決闘裁判」観ました。 1386年フランス。ノルマンディーの騎士、ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリッド(ジョディ・カマー)が夫の旧友である従騎士のジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に強姦されたと訴える。 しかし…

映画部活動報告「DUNE/デューン砂の惑星」

「DUNE /デューン砂の惑星」観ました。 西暦1万190年。人類は宇宙帝国を築き、皇帝は各惑星を大領家に統治させていた。 とある大領家のアトレイデス家は、皇帝から「デューン」という惑星の統治を任命された。 「砂の惑星」とよばれるほど、一面に広がる砂漠…

映画部活動報告「メインストリーム」

「メインストリーム」観ました。 アメリカ。夢と希望と野心が溢れるLAで暮らす、20代の女性フランキー。夜は寂れたコメディバーで働きながら、昼間は映像作品をYouTubeにアップする日々。何かを成し遂げたいけれど、自分にはクリエイティブな才能が無い。そ…

映画部活動報告「護られなかった者たちへ」

「護られなかった者たちへ」観ました。 東日本大震災から10年後の仙台。餓死が死因の殺人事件が2件連続して発生した。 現場の状況から、被害者は何者かによって空き家に連れ込まれた後、全身を拘束されたまま放置され餓死に至ったと思われる。 彼らに共通し…

映画部活動報告「サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~」

「サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~」観ました。 メタルバンドのドラマー・ルーベン(リズ・アーメッド)。バンド仲間で恋人のルー(オリヴィア・クック)とトレイラーハウス暮らし。場末のバーを転々としながら日々大音量の演奏を繰り広げてい…

映画部活動報告「整形水」

「整形水」観ました。 ルッキズム(Lookism)とは、「外見に基づく差別」であり、特に「身体的に魅力的でないと考えられる人々を差別的に扱うこと」を指す。外見至上主義という呼称もほぼ同義として扱われる。/Wikipedia。 あるタレント事務所でメイク担当と…

映画部活動報告「ベイビーわるきゅーれ」

「ベイビーわるきゅーれ」観ました。 高校を卒業したばかりの深川まひろ(伊澤彩織)と杉本ちさと(高石あかり)。 高校卒業まで住んでいた施設から追い出され、二人暮らしを始めた彼女たちの正体は…殺し屋だった。 これまで組織に依頼された人殺し以外に何…

映画部活動報告「レミニセンス」

「レミニセンス」観ました。 近未来。温暖化が進み地球の海面が上昇。多くの都市が水没した。 故人の記憶に潜入し、時空を映像化して再現する『記憶潜入(レミニセンス)エージェント』こと元軍人・ニック(ヒュー・ジャックマン)。 助手のワッツ(ダンディ…

映画部活動報告「アナザーラウンド」

「アナザーラウンド」観ました。 主人公のマーティン(マッツ・ミケルセン)は冴えない高校教師。愛する妻とはすれ違い家族からは浮いて、学校では生徒と保護者たちから駄目だし。鬱々と過ごす日々だったが、同僚ら三人との会食で久しぶりに深酒をしたことで…

映画部活動報告「OLD/オールド」

「OLD/オールド」観ました。 「そのビーチでは、一生が一日で終わる。」 ピエール・オスカル・レヴィ―&フレデリック・ペーター著『Sandcastle』を原案とした、M.ナイト・シャマラン監督作品のタイムスリラー。 夏休みを楽しむべく、リゾートホテルにやって…

映画部活動報告「サマーフィルムにのって」

「サマーフィルムにのって」観ました。 「この夏の間だけ。みんなの青春私にちょうだい!」 高校3年生のハダシ(伊藤万理華)。時代劇が大好きで勝新太郎を敬愛。映画部に所属しているけれど、そこで撮られているのはキラキラな恋愛映画。 親友のビート板(河合…

映画部活動報告「summer of 85」

「summer of 85」観ました。 「あの夏の君を、心に刻んだ」 フランス映画監督、フランソワ・オゾン監督の最新作は、自身が17歳の時に出会ったエイダン・チェンバーズの小説『俺の墓で踊れ』の映画化。 16歳のアレックス(フェリックス・ルフェーヴル)と18歳…

映画部活動報告「フリー・ガイ」

「フリー・ガイ」観ました。 「物語の主人公が…まさかのモブ(雑魚)キャラ⁈」 ルール無用で悪事を働く事が出来るVRゲーム『フリー・シティ』。 プレイヤーは「サングラス族」となり、空を飛び美女をハンティングし車を乗り回して町を破壊する。 そんな町に…

映画部活動報告「アメリカン・ユートピア」「ストップ・メイキング・センス」

「アメリカン・ユートピア「と「ストップ・メイキング・センス」観ました。 「デイヴィッド・バーン×スパイク・リー 一生に一度の、至福の体験!」 2021年7月30日公開。音楽好きな人たちからの「すっげえやつが来たぞ!」という大絶賛に「とは言っても当方は…

映画部活動報告「キネマの神様」

「キネマの神様」観ました。 松竹映画100周年記念作品。原作は原田マハの同名小説。監督山田洋次(89)作品。 ギャンブルと酒に溺れ。借金まみれの不良老人・丸山郷直(ゴウ)。妻と娘に見放される寸前の彼には、1950~60年代の若かりし頃に『活動屋』として…

映画部活動報告「サイコ・ゴアマン」

「サイコ・ゴアマン」観ました。 はるか太古の昔。ガイガックスという惑星ではてしない力を使い、宇宙におけるすべての正義を一掃しようとした悪魔が居た。 悪魔は〈残虐宇宙人〉と呼ばれ恐れられたが。正義の味方集団〈テンプル騎士団〉によって制圧され、…

映画部活動報告「屋敷女」

「屋敷女」観ました。 「2000年代前半。フランスは時ならぬバイオレンス・ショッカー・ブームに沸いた。」「アレクサンドル・アジャの『ハイテンション』、パスカル・ロジェの『マーターズ』、サヴィエ・ジャンの『フロンティア』そしてジュリアン・モーリー…

映画部活動報告「17歳の瞳に映る世界」

「17歳の瞳に映る世界」観ました。 アメリカ。ペンシルバニアに住む女子高生のオータム。 唯一の友人でいとこのスカイラーと一緒にニューヨークへ旅立つ二人。 それは予期せぬ妊娠に対する中絶手術を受けるためだった。 未成年の妊娠。そして親に同意を得な…

映画部活動報告「ソウルメイト 七月と安生」

「ソウルメイト 七月と安生」観ました。 2016年公開の中国香港映画。アニー・ベイビーの同名ネット小説の映画化。 チョウ・ドンユイとマー・スーチャンW主演。デレク・ツヮン監督作品。 上海で暮らす安生(アンシェン/チョウ・ドンユイ)は、ある日仕事から…

映画部活動報告「親愛なる君へ」

「親愛なる君へ」観ました。 台湾。ピアノ教室の講師・ジェンイー(チェン・シュ―ファン)。老婦・シウユーとその孫・ヨウユーとの3人暮らし。重度の糖尿病を患うシウユーの介護と、まだ幼いヨウユーの面倒を一人で見ているが彼らとジェンイーに血の繋がりは…