映画部活動報告「イタリアは呼んでいる」
「イタリアは呼んでいる」観ました。
イタリアの俳優スティーヴ・クーガンとコメディアンのロブ・ブライドン。
二人が同名のままで主演。
雑誌の依頼でミニクーパーに乗って旅をする。美味しいものを食べて。綺麗な景色を見て。良い所に泊まって。
羨ましい限り。
元々コメディアンの二人。息もピッタリのやりとり。物真似。
「柳沢慎吾とずっと旅をするようなものか…。ウッチャンナンチャンの気分は上々みたいな。」
あれは神がかっていたバラエティーでした。今思い出してもにやにやしてしまいます。…って、それはいいとして。
旅の為のオリジナル編集をしたipodを持参する下りで、ふっとそれを思い出した当方。
イタリア人なら爆笑なのかもしれない笑いポイント。映画、俳優好きなら笑えるポイント。全てを分かるのは日本人の当方には無理。
終始下らないじゃれあいをして、ちょいちょい観光もして。
まあ、ゆるゆるなんですよ。
中年男性がだらだら旅をしている内容なんで、下手したら爆睡しかねない映画。
始まるまで、隣で「イタリアンワインに精通した私。」を熱く連れ合いにアピールされていた中年女性も割と早い段階で夢の中に行かれました。
食べ物がねえ~。言うほど美味しそうに映さないんですよね。
いや、美味しいんでしょうけれども。
「イタリアンって、白いお皿がデフォルトなんやなあ。そしてパスタ。意外と小振りな盛り付け。」
とか思っていただけに、最後のナポリの豪快さ‼
青い縁取りのお皿と黄色、オレンジ系の食べ物。魚の柄のお皿の間抜け可愛さ。たまらん。て言うか、バックの一面の海に凄く合っている。
この画像では分かりませんが、タライみたいなジャンボな皿に目一杯のパスタが乗っていたんですよ。
もう、白ワイン片手に延々食べれる。
こういう、山賊料理、大好き‼(海の町やけれども)
だらだらと旅している様で、実は二人の抱える問題もちらっと見せたりもするんですよ。
息子との関係や、ちょっとしたロマンスや。
でも、そこがあっけらかんと語られるのは、イタリア男性の陽気さ(勝手な先入観)故ですかね。
ちょっと最後の駆け足ぷりは太宰治の「津軽」っぽいですけれども。
大人の夏休み。羨ましくて、何処かに行きたくなりました。