ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「レヴェナント 蘇りし者」

「レヴェナント 蘇りし者」観ました。

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レオナルド・ディカプリオ念願のアカデミー主演男優賞授賞作品。

アメリカ西部開拓時代。ネイティブアメリカン達が大自然と共存する世界。
毛皮を売りさばくハンター集団。
そこに属する父と息子。

ある日熊に襲われ、瀕死の状態に陥った父親。そしてそんな父親の目の前で命を奪われた息子。

愛する者を失った父親が、大自然の中ひたすらに憎い相手を追う、復讐劇。

「アカデミー主演男優賞って…。デカプーがとるためにはこんな事までせんといかんのかい。」

最早功労賞。

お話はもう…まんまこのまま。捻りなし。兎に角父親が追いかけてくる。

あれ?ネイティブアメリカン達は?

関わりが無い訳じゃないですけれど…。

第一、ネイティブアメリカン達にしたら大自然と共存しながら必死に生きてきたのに。ある日銃を片手に乗り込んでくるハンター達。
毛皮を奪われ。女を奪われ。家族を奪われ。生存が脅かされ。

下手したら自分達が淘汰されかねない。
何がハンターだと。つまり奴等は泥棒だと。

そりゃあ、決死の勢いで立ち向かってきますよ。

そんなネイティブアメリカンと、ハンター達の、エゴと生存と近代化の話…では無いんですよ。

だって。息子を殺したの、ネイティブアメリカンじゃないですから。ハンター仲間だから。

「あいつは俺の全てを奪った」「息子は俺の全てだった」「だから見つける。そして殺す」本当にその三段法。

まあ。この映画の見所は厳しい大自然と、デカプーのサバイバルですから。サバイバル…サバイバル…サバイバルダンス‼(ハア~)

(ノンノン クライモア 泣かない 想い出 作ったら)
「寒うう。見渡す限りの雪。冷たい川。鳥肌が。鳥肌が止まらん。」

(この夏こそは この夜こそは )
「早速ネイティブアメリカンとハンターの逃走が勃発! ポカホンタス‼(語呂のみで起用)」

(この街きっと見つかる)
「仲間。仲悪う~。」

(ノンノン クライモア 消えない 足跡 悔やまずに)
「遂に来た!予告でもやっていた、熊との一騎討ち‼命がけの異種混合戦‼…熊!殺しに来てないな‼出てこい!熊を制した金太郎!」

(この夢こそは この恋こそは)
「デカプーのハイハイ芸!ウルフ・オブ・ウォールストリート以来の!陽気さは無いけど、磨きが掛かっているな~。」

(このチャンスだけ 逃した~く~な~い~よ~)
「毛皮を纏ったまま川に飛び込むデカプー!マタギ系じゅうたんタイプの毛皮。絶対に焚き火程度では乾かない。そして半渇きの毛皮。想像出来ない悪臭。」

(イェイェイイェイイェイ‼ウォウォウォウォオ‼)
「馬にくるまるデカプー!映画史に残る絵面」

(イェイェイイェイイェイ‼ウォウォウォウォオ‼)
「川魚を手掴みでゲット!全くの無調理で食いちぎる‼ワイルド‼今こそ「レオ様」と呼びたい!」

(イェイェイイェイイェイ‼サバイバルダンス‼サバイバルダンス‼)
「何でも食べるぜ‼」

(サバイバルダンス‼サバイバルダンス‼トライアングル‼)
「意外と痩せないぜ‼」

⦅survival dAnce~NO NO CRY MORE~ TRF 1994年 小室哲哉

いやあ~久々にiPodで聞きました。やっぱり小室ソングはドラマチックかつノリノリ。元気が出ます。
2番3番の方が歌詞的には合っていましたが。明らかに悪乗り全開なのでここまでで止めます。
(映画トレイラ―を無音にして合わせてみたら…勿論おかしいんですが。瞬間的に曲と上手く合って笑えたりもします)

いや。映画館ではあくまでも大真面目に鑑賞していましたよ。当方は。…ただちょっと…思いついたら止まらなくて…。

その他には。

「なんちゃって家族のあいつが‼」

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という、全く知らなかった所から当方へのサプライズもありました。


「命とは。復讐を遂げる事が全てなのか」「自然に任せ。自然の答えを待つ選択肢」
「そしてそれを教えてくれた、ネイティブアメリカン」

そういった後半の流れであったとは思うのですが。

何故だか如何せん遊んでしまう。

そんなレヴェナントでした。