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ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「ムーン・ウォーカーズ」

「ムーン・ウォーカーズ」観ました。


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1969年。人類発の月面着陸…の成功率の低さに不安を抱えるNASA
もし失敗したら…。面子が丸潰れになってしまう。

そこで、CIAを呼び。秘密裏にスタンリー・キューブリックにそれらしい画像を作成せよと依頼。

ベトナム戦争を体験し、PTSDでナイーブになっているCIA諜報員。

強面で屈強な彼が、キューブリックのエージェントオフィスで出会ってしまったボンクラ。

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何をやっても中途半端なそいつと、仲間達。

いつの間にか、組まざるを得なくなったその連中と、生真面目なCIA諜報員。

彼等は果たして「アポロ11号月面着陸」の捏造映像を作る事が出来るのか。
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何故スタンリー・キューブリックなのか。一応説明すると「2001年宇宙の旅」を作ったから。それを知って依頼するNASA。知らないCIA諜報員。

彼が知っているのは「なーんか黒髪?で髭もじゃな若いやつ」という、写真だけの情報。

またね。ハリーポッターのロンを長らく演っていたルバート・グリント。

人は悪く無い。でも、へらへらと誰にでも当ての無い事を言ってその場をやり過ごし。結局は何もかも中途半端な駄目な奴。を好演しまくっていて。

まあ…。ハリポタのロンも、そういう気配はありましたしね。

そして、気弱な同居人(恋人?)の彼。
ナヨナヨと頼りなく流され。常にドラッグに溺れるあかんたれ。

そして、似たような仲間達。

ちょっと「ベトナム戦争のトラウマ云々。いっそばっさり切ったらいいんじゃないの?」という投げ掛けてそのまま、消化すらしようとしていない点とか。もやもやしますけれども。

意味不明だけれども、何だかばかばかしくて憎めない。そんな連中と、産み出されてきた作品。

「製作がエターナル・サンシャインのジョルジュ・ベルマン」

そういう事かと静かに膝を打つ当方。
因みに、エターナル・サンシャインは当方のラブ映画部門の暫定上位作品で。

「そんなに肩肘張らなくても。俺たちなりに頑張ったら、こういうミラクルも作れるぜ。」

そんな奇跡を見せるかと思いきやの、急展開。そして。

あのリアルな月面着陸の映像を見て、何だかくっと笑う。

本当にどうしようもないなあ~。と全力の力を抜ける。そんな憎めない作品でした。

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