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ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「ジュラシック・ワールド」

「ジュラシック・ワールド」観ました。


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1993年のジュラシック・パーク。それ以降、2作の続編を経て。

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感慨深いですね。

中学生の時。友達ののーりーが貸してくれた「ジュラシック・パーク」の原作上下二巻。


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もうね。面白くて面白くて。

借りた途端から読み出して、止まらなくて。

「おい、次は自習になったぞ!」

たまたまの自習も、ぶっ通し。夢中になって読みました。
(当方の驚異的な速読力にて、大抵の本はあの当時一冊2時間もあれば読めました。)

因みに、あの頃のーりーは「REX」も貸してくれました。安達祐実主演で後に映画化された、畑正憲原作「REX」


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映画はほんわかしていましたが。

「うろ覚えやけれど、若い女性と博士的な老人が二人で急な山道を上がる時に、「こうすれば安心する」と若い女性の肛門に(ズボンの上から)手を当て。そのまま登山する」

といったエピソードに「なわけないよ!ムツゴロウ!」と多感な中学生は引いた覚えがあります。

集客目的の、ジュラシック・パークテレビ放送も有り難く観賞し。

図らずも復習が出来た所で感想をば。



まあ…。総じて言いますとね。



「初期は恐竜映画。でも今回は怪獣映画やな。」


ジュラシック・パークでの恐竜って、一応は「ちょっとだけ遺伝子組み換えをした恐竜」の呈でしたからね。

でも、あの時の倫理観とかを踏み倒しての今作。

「何で何回もトラブったテーマパークが、それでもコンセプトを変えずに運営しているんだ。」

でも、そういったもやもやした問題は結局見逃さずに引っ掛かってくるんですけれどね。

「それでも、恐竜を見たい!そして、見られたら次はもっと強い奴を!沢山の歯のある奴を!刺激を!」

エスカレートする、人間の欲。

そこに対応した事で産まれた、遺伝子組み換えしまくりの今回の問題となったハイブリッド個体。

「こんなの…最早恐竜じゃ無いよ。」

ぞっとしますね。

暴走した恐竜達。彼等にとって、人間はオモチャか餌でしか無く。人間からしたら、解り合うこと等絶対に無い、無慈悲な凶器。

「そもそも、よくそんな所に「遊びに」行けるな…。」

恐竜達を隔離する為の離島は、人間にとっても逃げ場の無い檻でしか無く。

さあ、ぐだぐだと回り道しても仕方ありませんので。中身に踏み込みますが。

「正に「人間の愚かさを学ぶテーマパーク」やなあ」

作中でこのテーマパークのテーマを言ってましたがね。全くですよ。

Maxの恐いもの見たさという下品さで、集う訳ですよ。飼い慣らす事なんか絶対に出来ない生物を。

そこで期待するのは、刺激のある生物を安全なポジションから見物出来ること。でもそれは「吠える所。食べている所」又は「子供が触れる事」


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ところが、根底にあるのは「でも、見ている側には(約束出来るはずのない)安全性を保証してね。」

観客の欲と、運営側の欲。そして研究者、一部の従業員の欲。

それらが結集した時、最悪の均衡の破壊に見舞われ…。


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シリーズを通して語られた「ラプトル問題」かつて、かなり扱い難かったあいつらとの間に生まれたまさかの情を語るべきか。

ハイブリッド個体のIREXの「結構アイツも可哀想なんだぜ…。」を語るべきか。

頂上決戦?過去作への配慮?

否。

ここから、当方はそうとうな心拍数の乱れを自覚しながらも「巨大海洋生物」について語りたいと思います。

注)当方のデバイスに奴らが残る訳にはいきませんので、これからの文章には一切の画像は添付されません。万が一興味をお持ちの際は、自力での検索をお願いいたします。

当方は「巨大海洋生物」が本当に恐いんですよ。嫌いでは無く、恐い。

映画部門でいうならば、小学校で見せられた「アニメ対馬丸のフカの下り」。矢鱈とテレビでやっていた「ジョーズ」。「巨大イカの逆襲」。

何にしろ、奴らは常に人間を襲う。

リアル部門での、子供の時に見た「某博物館での鯨の全身白骨をロビーに吊るした展示」。(連想させるので大阪梅田のHEPビルも苦手)「巨大大王イカのホルマリン固定された展示。というかイカの詰まった柱」。
「水族館の深海魚コーナー」。「シーラカンスの剥製」。

総合すると、幼少期に見た「襲ってくる、グロくてデカい海の奴」がたまらなく恐いんですよ。

小学生の国語で習った「トルストイ/とびこめ」。

「もし飛び込んだ先に、大きな何かが居たらと思うと、とても海に飛び込む事など出来ません。」と感想を書いた所、「何を心配しているのかな?」と陽気なコメントを寄越した担任教師を忘れない当方。

今でも海や水族館などには近づきませんし、水族館シーンもうつむく当方。あんなに感動的であった、ジェット・リー「海洋天堂」も、水族館パートでうつむく当方。

昼間のニュースでの「巨大海洋生物が打ち上げられたやつ」は当方にはとんだグロ映像。

動物性たんぱく質の中では魚類が一番好きなんですがね。

そんな当方にとって、この映画のホラーパート。

事前に予告で何度も遭遇した、巨大海洋生物が飛び出すシーン。

「うわあああああああああ。」

心の中で大絶叫のまま、うつむき、震える当方。

ところで。当方は同じ恐怖症を患う人間にお会いした事はないんですがね。

ネタバレって分かっていますよ。分かっていますけれども。これだけは!同胞の為に!

「あいつ!一回だけじゃないから!気を付けて‼」

…当方からの痛切な叫びでした。
(絶対にあいつが載っていると思うと、パンフレットが買えなかった当方)

もう、ぐったりとした当方ではありますが。最後に一つだけ。

「ラブの下り。少女漫画的には焦らしが足りないな。」

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当方の心の中に居られる、クリスティーネ剛田先生。(少女漫画家)

「あの展開は良いと思うの。でも、それは観ている側に何と無く示唆しながらも進めて。焦らして、待って。…のラストで見せたら良いの。手を出すの、早すぎよ。」

そうっすね。アメリカナイズなんですかね。

「あんな靴で走り回ったんやから、許してやって下さいよ。」



この作品は、何か色んな視点から見方があって、一応に語り合えそうではありますが。



悲しいかな、当方は二回目は観れそうにありません。