ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

番外編:酔いどれの唄


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当方は酒に酔っている。己にではない。

 

当方が映画館で映画を観なくなってから、約一月が経った。

馴染みの映画館が軒並み店を閉め。その動向にさめざめと泣いてから約一月。

 

当方は先程自転車に飛び乗り酒を買い(酒屋自販機)に向かっていた。

 

思いつく限りの悪態を付きたい疫病のせいで我々の生活は強制的に変わった。

と言っても、当方に関してはリモートで何とか出来る職業では無く…そこにまつわるあれこれは苦々しい言葉でしか綴れない…けれどそんな事は本位では無い。なので割愛。

 

当方が己に課した映画部活動報告のレギュレーション。「観た映画全ての感想を書く。観た順番を入れ替えない。飛ばさない。」

 

感想文を書いていた時、ストックが溜りに溜まって追い込まれた事態も散々あったのに…空っぽで手持ちぶたさになった今、どうにもこうにも落ち着かない。

 

これはインプット月間だと本を読んでも落ち着かない。ましてや家のテレビで映画なんて観られない。映画はこんなサイズで一人で観るもんじゃない。

 

因みに、所属する映画部部長から「暇やからおすすめ映画DVDを教えて。」と言われて真面目に答えていたのに、何一つおすすめしたものを借りていなかった事が発覚し冷戦状態の映画部。残念の限り。(当方は決して謝らない。何も悪くないからな)

 

「もし今映画を観られたら。」多少の不満がある作品やったとしても、映画館で映画を観られた事で当方は泣くかもしれん。というかそうなる。絶対。

 

色々持て余し、爆発寸前の日常。酒量を減らし気味で安定してきていたはずだったのに。危うい底なし酒飲み生活の再発。

風呂上がり。手持ちの酒ではちょっと足りない。かといって料理酒なんて手を出せない…飲みたい。

 

半分無意識で。でも止められなくて、初めて夜間に家を飛び出してまで酒を買いに出た。

 

勢いでいくつか酒を買ったけれど、流石に全部は飲まない…明日も仕事やから…。

 

ただ。無心で自転車のペダルを漕いでいる時無駄に感じた疾走感。欲しい欲しいもっと欲しい。もっともっと欲しい。

 

映画を観たいんですがねえ。自宅で旧作観て己を慰めて満足するほど、もの分かりが良いタイプではないんで。足りないままなんですわ。

 

とはいえ、解禁直ぐには映画館に行けないかもしれない。それでも解禁した時の事を想像しては勝手に胸と目頭を熱くしている。

 

皆生活が掛かっているから。約束は出来ないんやろうけれど。

 

当方がやれる事はやるから、お願いですからそこに居てください。絶対に行くから。

 

当方はねえ。酔っているんですよ。己ではなく酒に。こんな状況はもういい加減にしてもらいたい。

 

映画を。映画を映画館で観たいなあ…。

 

(酔った勢いで書いてます。)

 

追記︙一晩経った今朝。危うく寝坊で遅刻する所でした。