ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画部活動報告「無聲」

「無聲」観ました。 2011年、台湾南部のろう学校で実際に起きた性暴力・セクシャルハラスメント事件を題材にした今作。監督は長編初監督作となった、コー・チェンニエン。 普通学校から台湾南部のろう学校に転校してきたチャン(リウ・ツーチュアン)。 頼り…

映画部活動報告「ハウス・オブ・グッチ」

「ハウス・オブ・グッチ」観ました。 リドリー・スコット監督の最新作は1990年代に起きた『華麗なるグッチ一族のお家騒動』。 1995年3月27日。イタリアミラノで起きた衝撃の事件(ネタバレしない方針です)。 果たしてグッチ一族に何が起きていたのか。 ブラ…

映画部活動報告「東洋の魔女」

「東洋の魔女」観ました。 1964年、東京オリンピック。当時は高度経済成長の夜明け前。戦後復興の象徴として開催された日本初のオリンピック、この大会から追加された競技は柔道とバレーボールだった。 日本のお家芸、バレーボール。『東洋の魔女』と呼ばれ…

映画部活動報告「世界で一番美しい少年」

「世界で一番美しい少年」観ました。 1971 年公開映画『ベニスに死す』。そこでタジオという少年を演じたスウェーデン出身のビョルン・アンドルセン。撮影当時15歳。 彼を見初め、起用したルキ・ヴィスコンティ監督。イタリア貴族出身で当時すでに巨匠と呼ば…

映画部活動報告「ただ悪より救いたまえ」

「ただ悪より救いたまえ」観ました。 「ここまでする必要があるのか」 委託殺人を生業とする暗殺者・インナム(ファン・ジョンミン)。祖国である韓国から追われ、現在は日本に身をひそめている。 「これが最後だ」そう約束して、ヤクザのコレエダ(豊原功補…

映画部活動報告「ドライブ・マイ・カー」

「ドライブ・マイ・カー」観ました。 村上春樹の短編小説集『女のいない男たち』に納められている同名小説『ドライブ・マイ・カー』の映画化。濱口竜介監督作品。 2021年11月公開。公開当初から「これは凄い!」という大絶賛を見かけていましたが。(まこと…