ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画部活動報告「僕たちは希望という名の列車に乗った」

「僕たちは希望という名の列車に乗った」観ました。 「1956年。ベルリンの壁建設5年前の東ドイツ。とある『2分間の黙祷』に依って人生を左右する事になった高校生たち。」「一体彼らに何が起きたのか。」「衝撃の実話。」 デートリッヒ・ガーストカ『沈黙す…

映画部活動報告「12か月の未来図」

「12か月の未来図」観ました。 フランス。伝統ある名門高校で国語の教鞭を取るベテラン教師フランソワ。 生真面目で堅物。皮肉っぽい口調から、生徒たちにとってはとっつきにくい雰囲気のエリート教師。 そんな彼が、知り合った女性にふと語ってしまった『フ…

映画部活動報告「芳華-Youth-」

「芳華-Youth-」観ました。 1970年代後半。毛沢東死去。文化大革命の終焉。ベトナムとの中越戦争。揺れに揺れていた中国。 軍隊所属の歌劇団。歌や踊りで軍を慰問、時には叱咤激励する役割を担っていた文芸工作団(=文工団)。 美しく、若い団員たち。己の…

映画部活動報告「ハイ・ライフ」

「ハイ・ライフ」観ました。 太陽系を超えた宇宙を進む宇宙船『7』。そこに集められた9人の男女。彼らは皆、死刑や終身刑の宣告を受けた囚人。 『"人間の性”にまつわる人体実験』。刑の免除を餌に。女医=ディブス医師の実験に参加した彼ら。しかし、宇宙と…

映画部活動報告「ある少年の告白」

「ある少年の告白」観ました。 同性愛など。性的志向に於いて『ジェンダー・アイデンティティー』と呼ばれる人たち。そんな性的マイノリティを対象とした『矯正施設』がアメリカには存在する。 「同性愛は病気だ。」「生まれた時からの同性愛者は居ない。同…

映画部活動報告「希望の灯り」

「希望の灯り」観ました。 「1989年。ベルリンの壁崩壊。」「1990年。ドイツ東西統一。」 ドイツの歴史が変わる。それをお茶の間でぼんやりと見ていた記憶。と言っても子供だった当方がその意味を知ったのは随分後だったけれど。 旧東ドイツ。アウトバーン沿…

映画部活動報告「愛がなんだ」

「愛がなんだ」観ました。 角田光代原作の同名小説の映画化。今泉力哉監督作品。 20代OLのテルコ(岸井ゆきの)と、出版社勤務のマモちゃん(成田凌)の付かず離れずの腐れ縁を中心に。 テルコの友達葉子(深川麻衣)と、微妙な関係性にあるナカハラ(若葉竜…