ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

映画部活動報告「パペット大騒査線 追憶の紫影」

「パペット大騒査線 追憶の紫影」観ました。 「人間とパペットが共存する世界。パペットは二級市民として人間達にぞんざいに扱われていた。」 主人公のフィル。元LA市警警察官。しかもパペット初の警察官。しかしある事件から職を失い、現在は私立探偵事務所…

映画部活動報告「女王陛下のお気に入り」

「女王陛下のお気に入り」観ました。 ヨルゴス・ランティモ監督作品。 18世紀のイギリス。アン女王(オリヴィア・コールマン)。国を統治する立場でありながら、その身体及び精神は不安定。そんなアン女王を心身ともにサポートしていた、アン女王の幼馴染で…

映画部活動報告「赤い雪 Red Snow」

「赤い雪 Red Snow」観ました。 30年前の雪の日。自宅で鳴った電話。それに出た幼い弟が「今から出かけてくる」と言った。 母親に頼まれて後を追った兄。なのに。 いつの間にか弟を見失った。永遠に。 あの日あの時。一体何があった。弟と自分に何が起きた。…

映画部活動報告「バーニング 劇場版」

「バーニング 劇場版」観ました。 1983年に発表された村上春樹の短編小説『納屋を焼く』の映画化。イ・チャンドン監督作品。第71回カンヌ国際映画祭にて『万引き家族』と共にパルムドールを争った(らしい)。 「村上春樹かあ…何だかんだまともに読んだのは…

映画部活動報告「ゴッズ・オウン・カントリー」

「ゴッズ・オウン・カントリー」観ました。 イギリス。『神の恵みの地/ゴッズ・オウン・カントリー』と呼ばれる、ヨークシャー地方。 「ここは美しい。けれど寂しい。」そんな田舎で。祖母と病気の父親に代わって、一人で牧場を切り盛りしているジョニー。 …

映画部活動報告「天才作家の妻 ―40年目の真実―」

「天才作家の妻 ―40年目の真実―」観ました。 アメリカ現代文学の父。そう称された小説家ジョゼフ。 ジョゼフの元に届いた、ノーベル文学賞受賞の知らせ。盛り上がる周囲とジョゼフ。 その隣に寄り添う、妻のジョーン。 「天才作家の小説は、実は妻ジョーンが…

映画部活動報告「ジュリアン」

「ジュリアン」観ました。 「フランスでは三日に一人、女性がDV(配偶者や恋人など親密な関係にある、又はそういった関係であった者から受ける暴力)で亡くなっている。」 人権問題では、少なくとも日本よりは先進国である印象のフランス。けれどそういったD…