ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

2017年 映画部ワタナベアカデミー賞

今年も遂に年の瀬。例年執り行われてきた『映画部年間総括』。当方と部長二人だけの映画部部員が年に2回実際に会って会合(上半期総括と年間総括)するといったただの飲み会…がままならなくなって早1年半。

「某店長の部長。過労にて倒れる」「お忙しいから」そんな日々を経て。最早「映画部部長は存在するのか」なんて事態になりつつありますが。

最後に会った時、恥ずかしい位に酒に酔ってしまった引け目もあって。今回も具体的な日取りを言い出せず。結局ひっそりとワタナベアカデミー賞を選考。発表する下りとなりました。

 

…まあ。そんな事情はいいとして。サクサクと公表していきたいと思います。

 

2017年映画館にて鑑賞した作品。106作品(複数回鑑賞はカウントせず)。うち旧作3作。午前十時の映画祭作品3作より選考。

 

ベストオープニング賞:ラ・ラ・ランド
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辛い片思い賞:ハートストーン:クリスティアン
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舐めていてすみませんでした賞:SING/シング
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当方キュン死賞:勝手にふるえてろ 玄関のシーン
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キュンデート賞:人魚姫:チキンデート
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ナイススマイル賞:ゲット・アウト(メイド)ジョージーナ ベティ・ガブリエル
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韓国映画賞:アシュラ
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お嬢さん・コクソン・アシュラ・トンネル/闇に鎖された男・新感染より

 

ベストゴズリング賞:ナイスガイズ! マーチ
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ラ・ラ・ランド・ナイスガイズ!・ブレードランナー2049より

 

ベストエル・ファニング賞:パーティで女の子に話しかけるには
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ネオンデーモン・20センチュリー・ウーマンパーティで女の子に話しかけるにはより

 

ベストシーン賞:スイス・アーミー・マン バス~パーティ~川のシーン
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午前十時の映画祭賞:グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち
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ドキュメンタリー賞:人生フルーツ 津端夫妻
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ベストアクターアニマル:パターソン ネル ブルドック

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助演女優賞:マンチェスタ・バイ・ザ・シー 元妻ランディ ミシェル・ウィリアムズ
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助演男優賞:幼子われらに生まれ 沢田 宮藤官九郎
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主演女優賞南瓜とマヨネーズ ツチダ 臼田あさ美 
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主演男優賞:皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ エンツォ  クラウディオ・サンタマリア
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作品佳作賞:スウィート17モンスター ハートストーン パターソン
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ワタナベアカデミー大賞:スイス・アーミー・マン
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ワタナベラズベリー大賞:コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団
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やっぱり好きなんですな。何だか青臭い…そんな映画が。

『スイス・アーミ―・マン』映画館に3回通ってしまって。もう3回目は殆ど泣いていました。

 

今年は仕事が…ひっそりと終わりつつあった当方の担当部署の復活。その事で非常に職場全体を振り回し。その台風の目として回り続けた一年でした。

そういった渦中に於いて救われたのは『非現実世界』。隙あらば映画館に逃げ込んで。何とか年間鑑賞100作品台を越える事が出来ました。

(と言っても。「あれも観たかった」「これも観たかった」と思う作品は沢山ありました)

 

当方の担当部署再開に際し、僻地に一人始発電車始動で見学に向かった日(有休扱い)。非常に学ぶ事の多い有意義な日ではありましたが。そのストレスに対する唯一の光であった『アシュラ』(コップ噛みを始めとする、狂人達の宴)。

二日酔いやらのダメージ全開で臨んでしまった『クーリンチェ少年殺人事件』

「今日は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』と『スプリット』を観ますから定時で帰らせて頂きます!」そう宣言した金曜日。

担当部署の再開に伴い。隔日職場から24時間呼び出される事になって。でも映画が観たくて。こっそりマナーモードにして服の中にスマホを忍ばせて(映画マナー違反)観た『おじいちゃんはデブゴン』。

散歩する侵略者』『ダンケルク』『三度目の殺人』をハシゴした日。

「こんなバットマンは嫌だ!」憤りながら帰ったあの日。

「げに恐ろしき『自意識の壁よ』」こじらせ系女子に悶えた『スウィート17モンスター』と『勝手にふるえてろ

エトセトラ。エトセトラ。映画部活動に関しての思い出は尽きず。

 

今年は変態映画をあまり見かけなかったなあ~と思うのと…やっぱり邦画が…あの

「アイドルや人気俳優を起用した漫画原作映画」というジャンルに未だ群がりすぎている感じがあって。さほど観れなかったですね。勿論骨太な邦画作品と良過ぎるセンスの単館系作品も沢山あったんですが。

 

『観た映画全ての感想文を書く』『観た順番を入れ替えない』『飛ばさない』このシンプルなルールは、己で決めたにも関わらず、やっぱり当方の首を何度も絞めてきて。

「書くのが得意なジャンルと苦手なジャンルがあるな」何となく気づいてはいますが。かと言ってこのルールを崩すともうこの備忘録は崩壊する事も知っていて。

 

年間100本越え。そうなると単純計算して3日に1作品は感想文を書いてきた。今年のあのスケジュールを思うと頑張ったなあ~と思う当方も居ますが。「超個人的な備忘録とは言え、クオリティーを考えろよな!」というスパルタ当方も居る。

(取りあえず長文化しているのをどうにかしろよと。考えを纏めろと。吠えるスパルタ当方)

 

…まあ。何にせよ。当方自身にとっては非常に有意義な映画備忘録となっているのですが。

 

今年度も。当方の下らない映画感想文に少しでも目を通して下さった方には、貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。

 

グチグチとしょうもない愚痴も書きましたが、健康な体で沢山の映画を観れた事は本当に良かったと思います。(歳を重ねるにつれ、何事も体が資本になっていきますので)

 

こうやって年末にベスト作品を出していく作業は本当に楽しくて。それはこの一年を映画を通して振り返られるから。現実世界は良い事ばかりでは無かったけれど。でも悪い事ばかりでも無かった。そしてそれを彩る非現実世界と言う名の映画作品たち。

 

好き嫌いなんて個人差があって当然。皆が良いという作品が全く嵌らない、又はその逆もあってしかり。でもそれが面白くて。ふわふわしていて。系統立てて語れないけれど。

 

「やっぱり映画を観る事が好きです」

 

今年もありがとうございました。

 

そして。来年も沢山の作品に出合えますように。

どなた様にとっても、良い年でありますように。

 

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