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ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「キングコング 髑髏島の巨神」

キングコング 髑髏島の巨神」観ました。

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1973年。アメリカがベトナム戦争撤退を表明宣言したその日。特殊研究組織(実態はモンスターハンティング)のランダは未開の地「髑髏島」地質調査の公約を取り付ける。そして集められた傭兵のコンラッドトム・ヒドルストン)。報道写真家のヴィーヷ―ァ(ブリー・ラーソン)。ベトナムから帰還予定であったパッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)率いる特殊航空機隊メンバー。
悪天候の中たどり着いた「髑髏島」そこはキングコングが統治する、巨大怪物達の生息地だった。

「超有名な『キングコング』コンテンツの最新作」

2020年には公開されるらしい『GODZILLA VS. KONG』キングコングゴジラは同じ世界に居るという世界設定で。


「はい。今回トムヒは一体何をしたんですか?」
当方の脳内学級終わりの会で。ちびっ子当方が手を挙げての質問。苦々しく答える、先生当方。

「…何もしていませんね」

女子の皆さん大好き、トム・ヒドルストン。いつだってトムヒは王子様。最近では女達にヤキモキされながら自宅の赤粘土ほりに夢中になったり(クリムゾン・ピーク)裸に本だけ載せて寝たり(ハイ・ライズ)していましたが。

そんなトムヒ。しかも傭兵役ですよ。なのに全然トムヒの活躍シーンなし。
唯一彼の取った行動を上げるとしたら…「誰もが行くなというアンタッチャブルゾーンに行く判断をした」というリスクマネージメント要素ゼロのご提案。案の定皆は危険な目に遭ったし。

「というのも、この作品に於いてのヒーローは『キングコング』だからだ」

当方の後にこの作品を観に言った映画部部長は「キングコングがええ奴すぎる」とぼやいていましたが…確かにそうなんですよ。

初めの航空機に対する攻撃こそ、掴みはばっちりなキングコングの猛々しさを表していましたが。彼は基本的には髑髏島を守っている存在で。なので邪悪な敵キャラ以外には暴力を振るったりしない。

まあ、ゴジラと同じ世界観という事で敢えて前作「GODZILLA」(ギャレス監督版)と比較してみたら「怪物達の出てくるスパンが早いし多い。だから飽きさせない」と思いました。(「GODZILLA」はゴジラが出てくるまでが長すぎて…ムートゥが尺を取りすぎなんですよ)

決められた日にちに船が来る。それに乗れなかったら二度とこの島からは出られない。その場所までたどり着くための、必死のウォークラリー。
なのに。相手は得体の知れない巨大怪物達。相手がどんな奴かも分からない。どこからやってくるのかも分からない。

「とんだアドベンチャーワールドだよ」

しかも。そんな時こそ皆で協力し助け合って乗り越えたいのに…完全に皆と違うベクトルに突き進んでいくパッカード大佐。

「大切な部下を失った。こんな目に合わせたキングコングを許さない。絶対に仕留めてやる」

彼が居ないと話が盛り上がらないのは分かっていますが。心底邪魔だとしか思えなかったです。

基本的には「怪獣大戦争」なんで。それらが見れたらそれ以上語る事が無くて…お約束の「キングコング女好き」もありましたし。


「はい。山に行く時は長袖着ろって言われませんでしたか?」
またもや。まだ続いていた脳内学級終わりの会で発言するちびっ子当方。

そうなんですよね…。よくあんな熱帯っぽい地域のジャングルであんな恰好で居れるなと。「長袖長ズボン。勿論帽子着用。軍手もいるぞ」
全然うれしくない、ヒロインの乳強調キャミソール姿。当方があの部隊の一員なら「ちゃんとシャツを着ろ!」と注意しますよ。どんなに暑くても。得体の知れない虫とかに刺されたりしたらどうすんだ。しかもあんなに汗をかいているのに。虫が寄ってくるやんか。虫よけスプレーを振るシーンは無かったし…多分1973年当時のアメリカには「大日本除虫菊株式会社/金鳥」のキンチョールは普及していなかったやろうし。(今調べたら1952年にキンチョール発売されているんですね)
そして単純に怪我予防。布一枚でどれだけ肌を守ってくれるか。

まあ。全員が「帽子。長袖長ズボン。軍手」やったら画が映えないからっていうのは分かりますが。
(一人半袖シャツにダウンベストという「暑いんか寒いんか分からん」恰好の人物が居て…もう彼が映る度に「どういう恰好なんだよ」と突っ込み続けた当方)

非常に纏まりがある秀作だと思いましたが…当方の中でインパクト感に欠けた印象。


ところで。「モナーク社って事は今後GODZILLAにも絡んでくるんやろうなあ」という映画部長の朗らかなメールに「まさかエンドロールの間に席を立ったんですか?」と素早くレスポンスを返した当方。

本当にねえ…こういう気持ちですよ。

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