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ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「NERVE /ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」

「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」観ました。

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裏オンラインゲーム。試されるのは度胸(NERVE)。
入会したらまず選ぶのは、自分は「挑戦者」か「視聴者」か。
「挑戦者」にミッションを課せるのは、無責任な見ず知らずの「視聴者」。その無茶なミッションを無事クリアしたら賞金が発生し、オンラインバンキングを介して実際のお金が口座に入金される。
ただし条件が。「挑戦者は自身のデヴァイスでそのミッションを撮影すること」「失敗か棄権の場合、それまでの賞金は没収される」「NERVEの事は警察に言ってはならない」

主人公のヴィ―。地味で引っ込み思案な女子高生。イケイケの友達シドニーのお節介と挑発に乗って、教えられた度胸試しサイト「NERVE」に登録する。しかも挑戦者で。たった一回のつもりでチャレンジした「見知らぬ相手と5秒キス」好きな小説を読んでいた青年イアンにチュウしたヴィー。これで終わるはずだったが。相手のイアンも同じく「挑戦者」で。
加速する二人。二人でチャレンジするミッションの数々。一気に恋に落ちていく二人。

そんな中。度を越したミッションに破たんしていく「挑戦者」達…。

エマ・ロバーツか。あの『なんちゃって家族』の」

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「なんちゃって家族」は思わず購入してしまった当方お気に入りのおバカなコメディー映画。あのエマ・ロバーツは凄くキュートでした。そりゃあ、観るしかないなと。


「昨今の調子に乗ったユーチューバー」

当方のYouTube運用は、専らこの映画感想文を書く時等に「作業用BGM」という音楽を流しているのが大半。後は映画予告等を時々見る位ですか。まあ殆ど映像を見る為には使用していないのですが。

ですが。時々ニュースで取り上げられる「行き過ぎた画像を上げようとする輩」
定期的に見掛ける所をみると「無茶な事にトライする姿」というのはどこかで需要のあるコンテンツなんですかね?

素面の時はあくまでも無害な小市民を演じる当方ですので。「人様に迷惑や心配を掛けてまでやる無茶が芸術だという輩」に何言ってんだと思っているんですが。例えば「ダム建設に反対だから、ダムに夜中忍び込んで切り取り線を描く」「高層ビルを命綱なしで上る。又は降りる。渡る」それを実際に自慢する者が目の前にいたらフンと鼻をならしてしまうと思います。
ーまあ、それはスケールが大きすぎるので。ここでの話とは比較できませんが。


ニュースで取り上げられる「おバカな奴」大半が「営業妨害系」
売り物の食べ物を粗末にする。真面目に働く人の邪魔をする。
そして「犯罪系」
明らかに法を犯すような事態なのに「面白いと思った」「すっきりした」と自らの犯罪をインターネットに晒す馬鹿。しかも顔や、時には実名も込みで。


「NERVE」でのチャレンジ。何かもう…ピンキリすぎて。

ヴィーとイアン。あの二人に課せられた、初めの頃のミッション。そのベタベタな甘い「未来日記
出会いは突然のキス。二人でバイクに乗って街へ繰り出す。高級店で高価な服を試着する。(そして服が盗まれる)下着姿で店から飛び出す。ご褒美にその高価な服がプレゼントされる。

何これ。一体誰が操作してるの。

かと思えば。ヴィーの友達シドニーに対する、下品なミッション。「チアダンス中、皆に生尻を見せる」「人前でおならする」何この差。

「挑戦者」がステージを進めるにつれ増えていく「視聴者数」
そして課せられるミッションは無謀なものへと加速していく。

お話しがピークに盛り上がったのはあれですかね。ヴィーとイアンに課せられた「目隠しして、バイクで二人乗り96キロ」

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目隠ししてバイクに乗るなんて事自体が無謀すぎるのに…。そして最高潮に盛り上がる二人とお話…でも。


何これ。一体誰が操作してるの。


初めから。もやもやと湧き出していたその疑問が。どんどん膨らんでいく当方。

「視聴者」は高額な課金をさせられる。その資金で「挑戦者」に賞金が支払われ、このサイトは運営されている。
ネット上に流出している個人情報を吸収し。ネットバンキングという事は個人の銀行口座まで把握して。
相当なπのある利用者のそれらを管理。
そして「~をしたら~ドル」というミッションのピンポイントさ。タイミング。「挑戦者」はいつでも「視聴者」からの指示待ちだとして、人気が出れば出る程そのリクエストは増えて煩雑になっていくはず。でもその中から一つを選び出しているのだとしたら…一体誰が?

「NERVE」の事は警察に言ってはいけない。

作中。余りにも過激化していくそのミッションに。警察に助けを求めるシーンがあったのですが。(すみません。ネタバレです)


国家権力をも押さえつける、その組織って一体何なんだ。
顔出しで。堂々とネットに溢れる犯罪映像。そんなの、通報しなくても普通は警察から嗅ぎつけてくるし…一斉摘発やろうに。


お話の中盤まではノリノリで話は展開していたのですが…どうも大風呂敷を広げた割に回収出来ていない。

当方もおおざっぱな人間なんで。がんじがらめなレギュレーションの説明までは望みませんけれど…ちょっと…放り出しすぎかなあと…。

「というか『決勝戦』ってなんだ。そんな話あったっけ?」

広げすぎた風呂敷を畳む為の。唐突な頂上決戦。そしてまさかの青すぎるヴィーのメッセージ。

「散々そのルールに則って遊んだあんたが。どの口が言うかね。そんなJUSTICE(正義)存在しないよ!」立ち上がる当方(心の中で)

まあ…強引…確かにああするしか無かったのかとも思いますが…。

途中までは勢いで連れてきたんやけれどな…もうちょっと理詰めで話を詰められる人間が居たら…。

若干肩透かし。不完全燃焼で帰宅した当方…。