2016年 映画部ワタナベアカデミー賞
今年もあっと言う間に年の瀬。先ほど映画部長から「そういえば」なんて白々しい連絡が来ていましたが。(お忙しいですから。仕方ないですよ…⦅嫌味⦆)
例年執り行われていた「映画部年間総括」はすっ飛ばして。「ワタナベアカデミー賞」を発表したいと思います。
年間映画館鑑賞作品92本。
うち午前十時の映画賞作品3本。その他旧作2本から。
ワタナベアカデミー大賞
シング・ストリート 未来へのうた
次点賞(公開順)
イット・フォローズ ハッピーアワー ディーパンの闘い ロブスター 帰ってきたヒトラー
誰にでもお薦め出来る映画賞(公開順)
メンヘラ賞
蒼井優:田村聡 オーバー・フェンス
狂人賞
竹内結子:高倉康子 クリーピー 偽りの隣人
ドキュメンタリー賞
FAKE:森達也監督 佐村河内夫妻
変態部門賞
エヴォリューション
音楽賞
シング・ストリート 未来へのうた
シークレット・オブ・モンスター
パニック賞
アイアムアヒーロー:Zの事態が発覚するまでの下り
当方の心をぐっと押した少年達賞
佐々木宝:知念辰哉 怒り 広瀬すずの同級生
ルー大柴賞
当方の午前十時の映画賞
いまを生きる
綾野剛:安室行舛 リップヴァンリンクルの花嫁
菊池葉月:桜子 ハッピーアワー
森田剛:森田正一 ヒメアノ~ル
主演女優賞
黒木華:皆川七海 リップヴァンリンクルの花嫁
今年は、独居生活開始。瀕死の夏バテ。そして一年に渡った耳の不調と年末の手術など。個人的な要因が邪魔をして。何年振りかの年間鑑賞100本を割る事態となりました。
しかし。今こうして年間総括で振り返ってみると、そんなに「畜生!これを見逃した!」が無いなと、不思議と落ち着いている当方です。
何しろ。「桐島、部活やめるってよ」以来の大賞が出たという快挙。
まあ、あくまでも私的なランキングですから。大げさではありますが。
「大好きな女の子を振り向かせる為にバンドを組む」根底にあるそのシンプルさ。最高の仲間。そしてお兄ちゃん。
今思い出しても涙が出る。最高ランクの青春映画。
映画部部長との年間総括が無かったのは痛恨の極みでしたが…部長は常に忙しく。当方は夏に会った時にベロベロに酔っていたので気恥ずかしくて誘えなくて。そして何だか忙しくて、今回は都合が付きませんでした。(そして部長は通年年末年始は仕事で忙しいか、ご自宅の沢山ある窓を拭くのに忙しいらしいですから)ですがこの結果は報告し…また後日、笑って話せるでしょう。
今回、選定に際し年間の映画感想文を概ね読み返し。
「大抵が酒を片手に一気に書いているとはいえ」という、後から読み返したら訳が分からないものや、勢いで突っ走っているものも沢山あるなと思いました。
(「レヴェナント」はぶっちぎり過ぎて、我ながら笑いましたが)
やっぱり『観た作品を全て書く』『観た順番は入れ替えない』という己に課したレギュレーションはネックなのかと思いましたが。
かと言って。そこを緩めたら、もうこの健忘禄を書かなくなる当方の姿も想像出来て。
まあ。このスタイルで行くのなら。せめて後から読み返しても分かるような明朗な文章を書くべきだと自戒しながら。精進しろよと言い聞かせて。
次年度の改善点として胸に収め。
こんな個人的な駄文に。少しでも触れて下さった方々。有難うございました。
社会人としての生活が長くなるにつれて。現実世界で過ごす事が強制的に増えて。
そうして失っていく「非現実の世界」
「映画をもう一週間も観れていない!」おかしくなりそうで。でも何でも良い訳じゃ無い。
自身の息抜きで手当たり次第に映画を観る時代は終わった。映画なら何でもいい訳じゃ無い。
そして、今の現実と折り合いを付ける時「年間何本」と本数を伸ばす事はもう自身にフィットしない。
そんな自由時間は無くなってきているから。今当方の観たい映画。当方が必要とする映画は何かという選別を強いられる。そんな世代に。入っていくと実感する当方。
「改めて一つ一つを大切に観ていこう」と思った当方。
まあ。その為には。まずは資本である、健康と資金安定(仕事)から。それが無くては安心して映画も観れませんから。
最後にもう一度。2016年。下らない駄文にお付き合い頂いて本当に有難う御座いました。
来年も。どちら様もお元気で。
良い映画に出会えますように。