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ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「エヴォリューション」

「エヴォリューション」観ました。


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「うわあああ。エヴォリューションて『エコール』の監督かあああ」

師走の。慌ただしい最中。響き渡る当方の悲鳴。「エコールの?」「えっとエコールの?」「まさかあのエコールの?」ならば観なければと。

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2004年公開。「エコール」を。そして翌年2005年「ミネハハ」を。皆様知っておられますかね?あの歴史に名を残すロリコン映画を。

少女達だけで構成される世界。どこからか投げ入れられる、孤独な少女達。そして。何だか邪な大人達を視野に入れながら。(勿論当人たちはそんなつもりはないけれど)あくまでもイノセントな世界で。純粋培養される少女達。
…。


「ミネハハ」という原作を元に作られた「エコール」と「ミネハハ」
同じ話、同じ流れでありながら。「ミネハハ」がはっきりと「これがどういう施設なのか」「少女たちはどうなるのか」をはっきりと描いた反面、「エコール」はひたすらふんわりとしたイメージ画像で貫いた。

結果。「イノセント」という映画原題の名前のイメージのまま。「突き詰めたエレガント」極まりの映画。凄く美しいけれど。

「エレガントとかスノッブとかを。極限にまで突き詰めたら…エロになる。それもトップクラスの」ひっそりと語られる変態映画。
(決して変態映画としては作られていないんですがね。結果的には…ぶっちぎるんですよ)

「成人男性の部屋から出てきたらやばいDVD」になってしまったわけですが。


「映画部所属として。得意部門は変態映画です」そう言える当方の。大好きな変態映画。


「エコールとミネハハ」リアル界でも、力強く語った事のある案件。その監督。ルシール・アザリロヴィロック監督(女性)最新作。

決して「ミネハハ」という映画が劣っている訳ではありません。寧ろ「エコール」の不親切な説明不足な部分を十分に補っている作品ですし、二つを観てやっとその世界を理解出来るというきらいもあります。つまりは…暇があるなら両方観なよと。駄目ならば…「分かりやすさならばミネ八ハ」「雰囲気なら(そして美しい少女なら)エコール」としか…。

そしてエコール…いや、エヴォリューション。


当方が一言で言うと…「エコールは越えませんでした」

今回の主人公は少年だから?「エコール」と同じく10歳になるかならないかの子供…でも少年だから?少女じゃなくて。

「ふざけるな」目の前の(見えない)机を蹴る当方。別に当方はエロい目では見てないし。


「巨大海洋生物恐怖症」の当方が。巨大な何かしらは姿をみせなくとも。何だか不穏で。怖くて。それで座りが悪かったから。怖かった。だから…。


いやああ~。気持ち悪かったです。

一般的なグロ。この作品でも「帝王切開のビデオシーン、本物」とかありましたけれども。そんなの、どうでもいいんですよ。当方にとっては。


とある離島。大人は女ばかり。子供は少年のみ。

そこでの日常。海に集う「親子たち」「マズそうな食事」「病気だからと水薬を飲まされる子供達」「寝ている間、家を抜け出す女達の謎」

この2行だけで…もう無限大に広げられる、不穏な世界。なのに。浸れる間でもなく訪れるアンタッチャブル

「こんな事になるなんて」と文字通り目を逸らす当方。赤いヒトデ。そこへの暴行シーンにて。

全身の毛穴が立つ、ヒトデを石で打つシーン。

冒頭の。巨大シャコ?みたいなのの埋葬シーン。それだけで精神の安定を失った当方。

大真面目に答えたい…けれど。


数年振りに…この監督作品を観ていて思い出す当方。

「この作品に出ている子供さんは。そしてその親御さんは。この作品に出た事を誇りに思いながらも。でもトラウマはどうしたのだろう。この世界は…絶対トラウマになるぞ」そうとしか思えない作品。

そしてこの島の謎。

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前作「エコール」よりはずっと分かりやすいお話しですが。

「おっとこれは。リアルな手術だ」などと思いながら。

冒頭の美しくも禍々しい海の画像。そこから体を固くしたまま過ごした当方の。表情は一切柔らかくなることのないまま。

(美しそうなのに。ヒトデが載っていると思ったらパンフレット購入は見送った当方)


映画を観た後の数日。無意識に何件も「エコール」を求めてビデオ屋を彷徨う当方。結局見つからず。

「畜生‼結局は大好きなんだよ‼」

年末でお忙しいとの通達を数多見たにも関わらず。
インターネットで遂に「エコール」を注文してしまった当方です。