映画部活動報告「ピクセル」
「ピクセル」観ました。
1982年。NASAが宇宙に送った「友好」のメッセージ。
その中にあった一つが、「世界一ゲームチャンピョン大会の模様」
実は受け取られていたメッセージ。
2015年。何故か「地球からの宣戦布告で、地球人はこういう戦い方をする」と勘違いをした宇宙人からの、侵略が開始される。
アウェイ。
当方は、年代的にはまだ知っているんですがね。そうなはずなんですがね。
小学校に上がった位の当方。友達の家にあった、初代ファミコン。
「ほら~。やりなよ~。」
ファミコンを所望せず。所持しなかった当方に、その器械は扱える訳が無く。
わたわたしている間に、死んでしまうゲームキャラクター。シラケるその場。
時代は移り変わり。ファミコンから、スーパーファミコンだの何だのと、あっという間にゲームは推移。そのどれにも触れずに現在に至る当方。
唯一、まだ電子ゲームで分かるのは「テトリス」と「オセロ」。(しかもオセロはほぼボードゲームとしか)なので、昨今電車移動中皆様がされるスマホゲームなど、全く別次元なんですよ。
最早、新聞読んでる方が近い位です。
そんなゲーム知識の無い当方ですが。
と言っても、全く知らない訳ではありません。がっつり突っ込めないだけで。話の流れは分かります。
これ…。評価が二分されるのは、「分かる人には分かる」からかと。マニアックすぎるんですよ。
で、「分からない人には分からない」という側面。
ただ。うっすらとした意見なんですがね。
「ナムコとか。任天堂とか。そういう日本の超大手を扱っているんやから、もっと大きく宣伝するべきやし、もっと日本人を出すべき。」
「マニアックなアメリカ人がやりたがったんやろうけれど…。あの当時も、今も、この国産ゲームに関しての世界チャンピオンは日本人なんじゃないの?」
アニメ。ゲーム。これを日本の文化とするなら、日本人をもっと出せ!て言うか、アメリカ人のオタク監督とグループに、この手の話を取られるんじゃないよ!
相手は、お金を持っているんやから。
お国芸を取られすぎなんですよ。
ただ。日本人がこれをやったとしたら、正誤性を気にし過ぎて、全く一般受けしない代物になりそうですがね。…すぐアニメにしてしまいそうやし。
ゲームは唐変木な当方ですが。
音楽も、懐かしのラインナップ。しっかし、queenって力強いなあ~。とか。
キャラクターのカラッとした明るさや、音楽の勢いや、ゲームの懐かしさや。
丁度よいバランスとテンポでさくさく飽きさせず。突っ込ませず。
万人受けはしなくとも、誰が観ても徹底的に悪く言う訳はなく。
「何か…。不思議な満足感で一杯だ。」
映画館。隣でそう言って立ち上がった意味深な彼等(他人)を、何故か羨ましいような気もした当方。
…でも。やっぱり、ゲームを知らない人生。悔いは無いんですがね。