映画部上半期総括
八月。
冬産まれの当方が最も「人としてのクオリティを失う月」に、「映画部上半期総括」が行われました。
まあ、当方が属する「映画部」は、映画部部長と当方の二人で活動していますので。ただの映画好き二人の飲み会(大酒飲みは当方のみなので飲み会表記は微妙…。)ではありますが。
2015年の上半期新作映画を始めとした、だらだらとした話を、酒飲みの記憶力でだらだらとお届けしたいと思います。
まず、上半期月平均10本観て計60本で参加した当方と、計30本台で参加した映画部部長。
「不甲斐ない!本数が少なくて不甲斐ない!」
映画部の中でもトップに位置する部長。実は社会的にも地位が上がられていて。
しかし、オーバーワークで過ごされた部長が、月4~5本映画を観れただけでも凄いんじゃないかと。映画は所詮娯楽ですし。本数では無いですよ。
当方は直近では「桐島、部活やめるってよ」の「ああ…。今、当方は今年のベストに出会っている」という直感動意外、「ベスト」やら「ランキング」は無いんてすよ。よっぽどの突出が無い限り、ランキング方式では採点しない。
何とか部門という方式で。
映画部部長は、御自慢のiPhoneに観た映画と、御自分の中の5点満点で採点記録されているので。
部長は、ランキングが出せる人なんですよ。
という映画部部長の上半期トップ。
「何だかんだ言って、マッドマックスに高得点。後、はじまりのうた。」
マッドマックスはなあ~。「やっぱり士気を高める為にギター弾いてるアイツ!」というマッド感に高陽する我等。
「一応、あれからマッドマックスとマッドマックス2を観ましたよ。3は観ませんでしたけれども。」「3は永久にいらんよな。」「初期作品も、カワサキを筆頭としたバイク映画ですがね。2の世界観のジャンプアップ」(シリーズものの2
に関しては後述)
「はじまりのうたはサントラを買うべきやった…。」「売ってましたよ。今なら、TSUTAYA等で借りれるかもしれません。でも。歌部門ならピッチパーフェクトも中々でしたけれども。」
「メイズランナーはもっとメイズするべき。」
「プリディスティネーションのあの人の凄さ。」
「何で俺の今年の始まりが進撃の巨人(アニメ版)やったのか…。何であの漫画が世にうけるのかは解ったけれども。」
尽きないですよね。こういうの。
「当方にとって、今のところ突出した作品は無いんですがね。」からの。
「青春部門ならでーれーガールズ」
あの、カッコ悪い10台の悶える苦しさ。
「丁寧部門ならパレードへようこそ」
「同性愛の?」「だけではありませんよ。あの当時の炭坑労働問題もあります。真面目なコメディなんです。」
というなら、ペドゥナの「私の少女」
「やっぱりいいよな~。ペドゥナ。俺は「クラウドアトラス」も大好きやからね。」「でも、ジュピターがボロクソコメント過ぎて、観に行けませんでしたよ。」「ジュピターはな…。」
「中国映画の泥臭さ。不衛生な感じ。韓国映画は綺麗になりつつあるからなあ。「殺人の追憶」は正に中国映画」「女性は波瑠っぽいはんなり顔で、男性はむさ苦しい。あのクリーニング店の親父は反則」「ヅラに触れないから?」
「ソロモンの偽証」「前編が神すぎた」
「寄生獣」「やっぱり原作ファンには無理」
「三池監督の振り幅。何でこの少ない観賞数で俺の観た風に立つライオン。」「当方はそれ観ないな~。そして次が極道大戦争。リリー・フランキーのかち込みシーンまでは良かったけれどね。」「一時の竹中直人しかり。リリー・フランキーを万能に使いすぎているのは問題やと思うんやけれどな。そしてピエール瀧も。」「セットやもんね。」
「食べ物部門ならリトルフォレストやなあ~。シェフ!も良かったけれど。」うっすい反応の部長。
アカデミー賞作品群やら。
「フォックスキャッチャーは意外とショボかった」「実話ベースやからなあ。あの、母親の前での悲しい練習寸劇は切なかったですよ。」
「「博士と彼女のセオリー」「アリスのままで」はどうなん?」「よくやれたな~としか。観るしかないよ。観なさいよ。」
「セッションはイマイチ乗れない」で一致。
今後の作品として。
「ムカデ人間がいよいよ最後です!(わくわく顔の当方)」「観ない!(部長)」(被り気味で。悲しい言葉。)
「シネマート心斎橋でバドミントン映画!?観ない観ない!…ってこれ、西遊記の…。」(当方ニヤニヤ)
「何で今更ジュラシックパーク」
「まあ。観るよなメイズランナー」
「シリーズもので2が良いとか言うけれど!大抵はやっぱり1に全てが集約されている‼」と熱くなる部長。
「ターミネーターも、バックトゥーザフューチャーも、マッドマックスも2が良いって言うよ。」
「その中ではマッドマックスだけだ!結局は始めが良い!ただし!」
「ただし?」
「日本中のSF好き男子が集まる会合があったとしても、まともに議題に出来る。それがエイリアン2。それこそがシリーズで2が良い作品だ。」
「日本中のSF好き男子が集まる会合…。地獄絵図としか…。」ひるむ当方。
まあ、こういうぐだぐだした話を終電間際までする会合な訳です。
ああ。でも、当方としてはこの健忘碌のブログは、総括に大変役に立ちました。
「やっぱり記録に残さないと、忘れるな…。」
しみじみ。映画部の二人が互いに歳を取ったな~と実感。映画の名前も、役者さんの名前も出ない出ない。
このブログは、一応「観た映画の全ての感想を書く。観た順番を飛ばさない。抜かさない。」という自分に課したレギュレーションでやっていますので。
まあ、地味に続けられる性格が、自分自身に効をそうしているわけです。クオリティは別として。
まあ、それもいいとして。
「当方は最近、警察官と飲む事があったんですがね。彼等に聞いたんですよ。そしたら、ある意味リアルな警察映画は「踊る大捜査線」らしいです。」「ほんまか!」
そんな世間話からの情報共有もしつつ。
まあ、映画部部長。先日過労で倒れたりもされていましたから。
程々に、息を抜きながらも。
互いに下半期も有意義な映画部活動が出来ますように。
次は年末。「年間アカデミー賞」にて、元気にお会い出来ますように。