映画部活動報告「ゼロの未来」
「ゼロの未来」観ました。
テリー・ギリアム監督作品作。
近未来。有能なプログラマーの主人公。しかし、社会とは関わりたくなく自宅勤務を希望。
そこで彼に課されたのは「ゼロの解析」。
訳の分からない課題。現れる男女。
果たして、彼等は仕事を潤滑に進める、いわゆるプログラムなのか?
そして、主人公は己の世界から変化できるのか?
~みたいな事をやっていた…と思うのですが。
テリー・ギリアムって。「0か100か」なんですよね。多分かなりの人にとって。
当方にとっての今作…低い方かなあと。
でも、こういうマニアックな世界を作り上げる監督の力。周りに付いてこさせる力は本当に凄いなあと思います。こういう作品を観ると。
全部網羅していない癖に、当方の好きなギリアム作品。「ローズ・イン・タイドランド」
下手したらトラウマ映画。でも、たまらなく引っ掛かる作品でした。
まあ、ローズありきやったとは思いますけれども。
今作。ややこしい世界観やら、ゼロがどうこうにもやもやした訳ではありません。
「あの少年の下りは分かる。チャーミングやし悲しい。問題はあのヒロイン。あの心の動き…。秋の空云々の話ちゃうで!ワケわからん。」
エッジの効いた世界を手放しに有り難がるには、当方は年を取ってしまいました。
でも…次が出たら、また観るんですよ!