映画部活動報告「ホーンズ 容疑者と告白の角」
「ホーンズ 容疑者と告白の角」観ました。
元ハリーポッター役「ダニエル・ラドクリフ」の最新作。
主人公のイグ。幼馴染みで相思相愛の彼女とラブラブな日々。
という冒頭から一転。
彼女が森で惨殺死体で発見される。しかも自分が犯人と疑われ。
閉塞的なコミュニティ。村八分にされ、心身共にぼろぼろなイグ。
そんなある日、目覚めると頭から角が生えていたイグ。
それは「誰もがイグに本音を話してしまう」という作用があって。
彼女を殺したのは誰なのか?イグは角の力を使いながら、真実を突き止めていく。
「…自分は好きですよ。」
という、この作品を観た先人達の、なーんだか煮え切らないコメント。どうやら癖が強く、万人受けする内容では無いらしい。ラドクリフやのに。
週が明けたばかりのド平日。朝イチの回。まさかの当方と見知らぬ男性の二人での鑑賞。ふとよぎる「映画館って、誰も入らなかったら上映しないんやろうか?」という疑問。それはいいとして。
確かに、何だかスパッとは言い切れない作品。
悲劇であり、サスペンスであるはずやのに…「ラドクリフの奴。真面目にやればやるほど喜劇っぽくなってくるぞ。」と思う限り。何故か。
まあ…皆の本音があまりにも身も蓋も無かったり。自由過ぎて笑えたり。
イグの最終形態の面白破壊力とか。
でも、コメディに振ってくると思いきや、音楽がかっこよかったり。
パブ爆発とか。ラドクリフPVでしたからね。
そして二人のラブラブな時間の無駄な美しさ。
またね。この彼女の子供時代の子役がまた、最強な可愛さ。エピソードもキュンキュンしすぎて苦しい位です。
「この子。なんちゃって家族のGメンの娘やんか。」とか思っていたら、全くの別人でした。ジュノー・テンプルとモリー・C・クイン。
どうも、当方はこの手の女子にはやられてしまいます。
そして…やっぱりラドクリフ自体のビジュアル。
「すっかりMr.ボデイタオルやな!」
Mr.ボデイタオルとは当方の造語で、「体毛が濃すぎて、入浴時その毛に直にボディソープを付ければ泡立つであろう人」なんですが。
何かすっごい毛だらけなんですよ。ラドクリフの奴。しかも、何故か胸元とか開きまくりのスタイリング。もう、何だか話に集中出来ないんですよ。
「子役の時とのギャップと言えば、山田孝之。でも、彼もまた今の方が良いけれども!」
ラドクリフが今回を以て、当方の中での山田孝之枠確定。今後が楽しみです。
何だか、ひとつの作品の中にあれこれと要素が詰まりすぎて、散漫になりがちな印象。
「…確かに、当方も好きではありますよ。」
と、もごもご言うしかありません。