ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「マッド・ナース」

「マッド・ナース」観ました。


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NY。とある病院に勤める、看護師のアビー。優秀、かつスタイル抜群の彼女。

しかし、彼女は日々男をたぶらかし、猟奇的に殺害するという裏の顔を持っていた。

R18指定のエログロ映画。一体何を期待してしまったのか。
「映画館は男ばかり!そして紅一点の女発見!スイミー化現象!」

あんにょん由美香観た時な。変なパイプ椅子みたいな所でな。何でか女の人一人だけ居たんや…。気まずかった…。」という、部長の暗く語っていたスイミー劇場。再び。

当方が着席した後は知りませんが、すっかりスイミー劇場と化したまま暗転。

まあ、現実にはエロい看護師なんて居ませんからね。エロい女教師なんて居なかったようにね。分かっているんですよ。分かっているんですよ。

アビーがなあ~。スタイルだけは最強なんですが…如何せん…好きな顔じゃないんですよ。

良く言えば…ラテン系?でも何か…クオリティーの低い女装みたいな…。

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いや~。ちょっと宣伝のアビー、上手いこと盛っている気がしてならないなあ~。

栗山千明菜々緒やったら…。やったら、もう全然話が変わりすぎるけれど。…て言うか、アビー何で全裸からブラジャーだけ着用するんだ!パンツ履いてくれ!止めてくれ!」

間違いなく士気が下がる、スイミー劇場。

新人のダニー。これがまた、キャメロンディアス系のファニー女子で。

彼女の指導に当たる事になったアビーも、ダニーに一目惚れ。(そこまで全く語られなかった、アビーのバイセクシャル属性)

急患に打ちのめされたダニーを連れ出し、クラブで薬の入った酒をガンガン飲ませ、意識が無い所をレイプ。

ダニーへの熱い思い。でも、ダニーには大切な彼氏がいて、結局アビーの思いは伝わらず。避けられ。

しかも、アビーの過去が暴かれる危機…。

さあ‼そこでとんだバイオレンスが始まる訳ですよ‼

そこまでも、「エロい事をしようとしながら大腿動脈を切る」「恐らくカリウム製剤を突き刺しながらのセックス!」「筋弛緩剤を投与しながらのどうのこうの」だのとやっておられましたが。中々の壊しっぷり。

「まさかのギプスカッターで腕を切断!アビー怪力!」「その耳鼻科の機械には殺傷能力は無さそうだぞ!」「手術台から患者が転げ落ちた!」「透析の管を抜いて血を浴びている!」「笑気のボンベを投げつけた!よく持ち上げれたな!アビーやっぱり怪力!」等々。

もう、声を出さずに爆笑。

後、アビーの鞄からはいつでも剥き出しの針の付いた注射器だの、剥き出しのメスやら出てくるんですよ。危ねえ~‼アビー自身も怪我しちゃうよ‼

意外と上手く伏線?を回収し、何となく風呂敷が閉じられる…。皆狐につままれたようなキョトン顔で明るくなる場内。

まあ…。続編ありきなんですかね。

でも、アビーのビジュアルを受け入れての続編。客層はマニアックな方向に向かいそうです。