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ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「ソロモンの偽証 前篇 事件」

「ソロモンの偽証 前篇 事件」観ました。


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宮部みゆき原作。
1990年。雪のクリスマス。主人公の女子中学生は、雪に埋もれたクラスメイトの男子を見付ける。

転落死とされた彼。
しかし、「柏木くんは殺された」という告発文が主人公と学校に送りつけられる。

隠蔽したはずの告発文がマスコミにもリーク。翻弄される生徒と学校。

はたして、何が起きていたのか。

うーん。がっつりネタバレ。

当方がいかにも好みそうな話でありながら、実は原作未読。
なぜなら、妹がずっと「貸してあげるわ」と言いながら本を持ってこず、それをばか正直に待っているからです。
そしてこうなったら、未読のまま映画を観ようと。

原作知ってたら、どうしても答え合わせな見方になりますからね。

余りにも有名な作者と原作やし、後半も観ないと何とも言えないんですけれども。

前半は、ほぼ満点で来たんじゃないですか。

主人公の女子中学生の固さは、「まあ、学級委員とかやっちゃう子やし。良い子ちゃんやから。」と思えなくもない。
結構ぎこちない会話するなあ~。いかにも説明台詞やなあ~。とも思いましたが、「これはおおがかりな中学生日記やから」と思えば黙っていられる。

でも、だからこそ大人達の演技は流石でしたね。

永作博美。軽いなあ~。あんなに色々気にする年頃の娘に、無邪気な無神経さ。

教師達の絶妙さ。安藤玉枝なんて、姿を確認しただけでにやにや。
て言うか、学校って一回治安を乱されたら、怖いくらいにドミノ式に崩壊するんやなあ~。

黒木華はここ3本教師役を観ましたが(幕が上がる 花とアリス殺人事件 本作)全部違う。引き出し多いですね。

一番初めに退場しているはずの、死んだ柏木。こいつが投げ掛けた問題提議は一体なんやったのか。

もう、各人の回想シーンにでてくる柏木がいちいち不穏。

そして、何かつい最近見たなと思ったら、「日曜劇場 流星ワゴン」に出てくるヒロキ役なんですね。西島秀俊の息子役の。もう、影あるな~。無邪気な顔立ちやのに。

後半の裁判編に期待。

ただ。家族達の再生とか、皆のついた優しい嘘とか、そういうのはやめてほしいなあ。と思う当方です。