映画部活動報告「はじまりのうた」
「はじまりのうた」観ました。
ニューヨーク。ミュージシャンのカップル。しかし彼氏が売れた事で離れていく二人の気持ち。裏切り。失意の彼女がバーで歌った歌。
かつてはイケイケだった、元カリスマ音楽プロデューサー。
偶然出会った二人が、仲間たちと共に、街でアルバムを作成。
音楽を通して、新しい一歩を踏み出していく二人。そして仲間たち。
本国でも、クチコミで莫大に公開が拡大したという作品。…でも、あんまり期待していなかったんですが。
音楽を共有出来る人たちって良いな。
キーラ・ナイトレイ、歌上手いなあ。でも、冒頭バーで一人歌っている時はあんまりそう思わなかった。…それがプロデューサーのマーク・ラファロが脳内オーケストラを付けた途端、全然曲の力が変わる。この魔法に感動。
街中で、色んな生活音と共に録るアルバム制作は楽しそうで、終始にやにや。
二人で音楽をシェアしながら街を歩き回る。キラキラ感があまりにも羨ましくて…下手なラブストーリーよりよっぽど胸に差し込まれました。
正直、「ちょっと上手く話が行き過ぎやなあ」と思わなくもないですが。
この手の作品にありがちな御都合主義を、きっちりとした音楽の力で押しきってくるので(よくあるのが、全然上手く無いのに何故かまわりが御輿に担ぐアイドル映画)気持ちいい。
もしラブな相手と行ったら…間違いなく帰りに二股のイヤホンジャック買うでしょうね。…想像しただけで「500(日)のサマーでのイケヤデート」ばりの悶え…。
当方ですか?…当方は何時だって個人行動ですよ。