ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「ミルカ」

「ミルカ」観ました。


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1960年。ローマオリンピック。400メートル走。圧倒的な早さで、金メダル確定と思われたインドのミルカ。しかし、彼は最終コーナーを過ぎた所で振り返り失速。
後日のインドパキスタンの親善陸上競技会 への参加を拒むミルカ。
一体、彼に何があったのか。

実在のインドの陸上単中距離選手、ミルカ、シンの半生を語る映画。

恥ずかしながら、インドパキスタン問題も、ローマオリンピックの事も知りませんでしたけれども。

いつ歌って踊り出すかひやひやしながらも、意外と終始真面目なインド映画。

でも、シリアスな内容を描きながらも、苦しい雰囲気にはならず。流石のインドのエンターテイメントクオリティ。

400メートルであんなにムキムキに?でも、あんだけ体作ったら…そりゃ足も早かろう。

裸足で!とか、スターターを穴堀って!とか、「中学生の陸上部じゃ無いんやから」という序盤。勿論、どんどんレベルアップするんですけれども。

ミルカのストイックさと、生き抜く事に必死な子供時代も見物ですが。

ゴロツキ時代のミルカの男前さ。好きになった女性への素直な一途さ。…可愛い…。(心の昭和コンビ。の女性キャラ和がキュン死)

ところで、この時好きやったビーロの美しさ!(男性キャラ昭がキュン死)


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おいおい!ビーロどうなったんやああ!幸せに…幸せになったんやろうな!

あんなに拒んでいたパキスタンも…まあ、観るべきですよね。

インド映画は基本的に満足して終われるから好きなジャンルです。…ただ。

映画上映直前、視界の隅にビールジョッキを片手に席につくおっちゃんが。

「インド映画でビール!自爆するぞ!」

映画館でビールをジョッキで販売しているのは見た気がしないし…最早当方の願望が現れたのだと思いたい。

インド映画は、大抵3時間はあると考えなければならないから、水分調整は必須。ましてやビールジョッキは自殺行為。(今回も153分)

案の定、同じ幻のおっちゃんが途中でトイレに行ったような…。

インド映画のお酒は終わってから!