映画部活動報告「殺人ワークショップ」
「殺人ワークショップ」観ました。
enbuゼミナール(すみません。綴りうろ覚え)と、白石晃士監督での作品。
憎い。憎くて。それは、自分をコケにした相手であったり、大切な友人を死に追いやったりした相手であったり。理由はそれぞれ違うけれど、そんな同士が「プロが、見つからない殺しの方法を教えます。」という、殺人ワークショップに集まるという。
かなり気になりならがも、一週間しか上映しない。その最終日に滑り込む事が出来ました。
まあでも、そんなに都合の良いワークショップじゃないんですね。勿論。
参加者達は、まず「本気でやる気あんのかあ?無いんやったら…死ね!普通に帰れると思うなよ!」(あえての関西弁)
というある意味でのビンタ。
人を殺すっていう事を生半可にやるなと叩き込まれる。暴力…恐怖心で。
あれ?解体云々は?とか、結局刺殺か…。先生のあの首絞め技術も知りたいよなあ~。とかは思いますが、比較的テンポよく話は進み。
終盤ある受講生の女性が、DV彼氏を殺したい主人公に、「貴方は結局、暴力に流される人間なのよ!」というシーン。ネタバレ過ぎてこれ以上書けませんが、余りにも「あってほしい大切な言葉」すぎて、ほっとしました。
この女性の性格も、最後の選択も、非常に納得はしましたが。
ただ…。この女性の気質からして、何かあった時は相手を殺しにかかるだろう。そして、映画ではみせていないだけで、確実にその日は来るだろう。と思いました。
想像以上に不快感も無く最後まで行きましたけれど。
何故か、最後のシーンから、あの不安定な音楽と声が流れると(エンドロール)、不穏なモヤモヤした気持ち…。おしまいおしまい。では無いんやろうなあ。と。
後、関西弁でえらそうな男性の威圧感て凄まじいんやなあ~。と思いました。(加えて三白眼)