ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「滝を見にいく」

「滝を見にいく」観ました。


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滝を見るバスツアーに参加した、7人のおばちゃん。頼りないガイドに付いて行くも、山中で遭難し…。

あ~リアルやなあ~。という。

おばちゃんの服装。鞄から手製っぽい袋が幾つも出て来る。やたら食べ物を常備している。ペットボトルじゃなくて、水筒持参。

作中、何か食べれる物を探そう!みたいなシーンがあったのですが、クルミ、キノコの中に柿が2個あった時、いかにもやなあと思いました。

紅葉の頃の山なんて、想像以上に寒いはずやし。そもそも遭難自体、心が押し潰されそうになる。…でも、このおばちゃん達は喧嘩したりしながらも、意外と深刻にはならないんですね。前向き。

素人の方と、プロの役者さんが入り交じっているという前評判は聞いていたし、この方なんだろうな~。とは思いましたが、違和感は無く。

普通に滝を見て、温泉に行っていたら交わらなかったであろうおばちゃん達が団結する奇跡。

天真爛漫な姿に何だか可愛く見えてきてしまったり。

あのおばちゃん達は、街に帰ったらどういう付き合いになるんやろう。

何だか微笑ましくて、柔らかい気持ちで映画館を後にしました。