ワタナベ星人の独語時間

所詮は戯言です。

映画部活動報告「たかが世界の終わり」

「たかが世界の終わり」観ました。 第69回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。若き才能。27歳グザヴィエ・ドラン監督最新作品。「一体どれくらい振りやろう。立ち見で映画を観るなんて…って、はっきり覚えている。『キャンディ』再上映以来だよ」 (キャン…

映画部活動報告「ショコラ 君がいて、僕がいる」

「ショコラ 君がいて、僕がいる」観ました。20世紀初頭。フランスで初めて誕生した白人と黒人の芸人コンビ。 しがないどさ回りサーカス団で知り合った二人。白人のフィティットと黒人のショコラ。 コンビを組んで、人気が出て。パリの名門サーカス団に引き抜…

映画部活動報告「ホームレス ニューヨークと寝た男」

「ホームレス ニューヨークと寝た男」観ました。ニューヨーク。マンハッタンの街並みを見下ろすビルの屋上に住むマーク。現在50代。元モデルのマーク。端正な顔立ち。ジムに通い、体型も維持。シュッとしたスーツ、高そうな靴。スタイリッシュな出で立ち。 …

映画部活動報告「エゴン・シーレ 死と乙女」

「エゴン・シーレ 死と乙女」観ました。 オーストリア。28歳の若さでこの世を去った天才画家。エゴン・シーレ。 1890~1918年。当時のウイーン世紀末美術史に名を残した一人。 彼の描く裸婦。そのセンセーショナルさは「ポルノ」「幼児性愛者」等の中傷も受…

映画部活動報告「ジムノペディに乱れる」

「ジムノペディに乱れる」観ました。 日活ロマンポルノ45周年。ロマンポルノ・リブート・プロジェクト企画作品。「総尺80分前後。10分に1回の濡れ場。製作費は全作品一律。撮影期間一週間。完全オリジナル。ロマンポルノ初監督」を今回のマニフェストに於い…

映画部活動報告「太陽の下でー真実の北朝鮮ー」

「太陽の下でー真実の北朝鮮ー」観ました。ロシアのヴィタリー・マンスキー監督の撮ったドキュメンタリー作品。 その対象は…「北朝鮮の、とある平均的な親子の日常」 2年にも及ぶ、北朝鮮との交渉を経て。「8歳のジンミちゃんとその両親」を撮る事になったが…

映画部活動報告「人生フルーツ」

「人生フルーツ」観ました。愛知県春日井市。高蔵寺ニュータウンの一隅にある雑木林に囲まれた平屋。そこに住む、ある夫婦のドキュメンタリー。津端修一さん90歳。妻の英子さん87歳。かつて日本住宅公団のエースであった建築家の修一さん。日本にある幾つも…

映画部活動報告「ネオン・デーモン」

「ネオン・デーモン」観ました。N.W.レフン監督。モデルを目指してロサンゼルスにやって来た15歳の少女。有力なカメラマンやデザイナーに見出だされ。トントン拍子にスターへの階段を登りだそうとする彼女を。引きずり下ろそうとする女たち。けれど。 彼女も…

映画部活動報告「人魚姫」

「人魚姫」観ました。皆が大好き、チャウ・シンチ―監督最新作。当方が属する、たった二人の映画部の映画部長も大好きでしてね。 「少林サッカー」「西遊記~はじまりのはじまり~」まあまあな熱量で語っておられました。そして。当方のアンテナの貼り方の老…

映画部活動報告「NERVE /ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」

「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」観ました。裏オンラインゲーム。試されるのは度胸(NERVE)。 入会したらまず選ぶのは、自分は「挑戦者」か「視聴者」か。 「挑戦者」にミッションを課せるのは、無責任な見ず知らずの「視聴者」。その無茶なミッショ…

映画部活動報告「14の夜」

「14の夜」観ました。 足立紳監督作品。 1987年夏。14歳。中学三年生。 田舎に住む、何の変哲もない14歳が。 誰もが通った、愛すべき…でも絶対に戻りたくないその時の。たった一日の出来事。 胸を痛め。そして顔を覆って。笑った…馬鹿らしくていとおしい作品…

映画部活動報告「幸せなひとりぼっち」

「幸せなひとりぼっち」観ました。 スウェーデン映画。「スウェーデン本国では、2015年のクリスマスに公開されるやいなや『スターウォーズ/フォースの覚醒』の動員を越えた」「国民的映画」「圧倒的支持率」何だか大変な鳴り物を抱えて。しかも日本で公開さ…

2016年 映画部ワタナベアカデミー賞

今年もあっと言う間に年の瀬。先ほど映画部長から「そういえば」なんて白々しい連絡が来ていましたが。(お忙しいですから。仕方ないですよ…⦅嫌味⦆) 例年執り行われていた「映画部年間総括」はすっ飛ばして。「ワタナベアカデミー賞」を発表したいと思い…

映画部活動報告「エヴォリューション」

「エヴォリューション」観ました。 「うわあああ。エヴォリューションて『エコール』の監督かあああ」師走の。慌ただしい最中。響き渡る当方の悲鳴。「エコールの?」「えっとエコールの?」「まさかあのエコールの?」ならば観なければと。2004年公開。「エ…

映画部活動報告「フィッシュマンの涙」

「フィッシュマンの涙」観ました。観た事の無い韓国映画。とある製薬会社の治験に参加した、しがないフリーター。 どんな化学反応が起きたのか、上半身が魚になってしまった彼。「魚人間」「映画だかドラマかのエキストラ仲間でちょっとヤッてしまった彼女」…

映画部活動報告「アズミ・ハルコは行方不明」

「アズミ・ハルコは行方不明」観ました。山内マリコの同名小説の映画化。5月のある夜に失踪した28歳OLの安曇春子。 ふらふらと男に依存する20歳の木南愛菜。 男だけを襲う、女子高生のギャング集団。 交わるんだか交わらないんだか。そんな三者の生き様を描…

映画部活動報告「 砂の器」

午前十時の映画祭「 砂の器」観ました。 1974年公開。松竹、橋本プロダクション第一回提供作品。野村芳太郎監督。脚本橋本忍、山田洋次。 ベテラン刑事今西に丹波哲郎。相棒の若手刑事吉村に森田健作。新進気鋭の作曲家和賀に加藤剛。その他緒形拳、菅井きん…

映画部活動報告「シークレット・オブ・モンスター」

「シークレット・オブ・モンスター」観ました。ジャン=ポール・サルトルの「一指導者の幼年時代」を下敷きにした?と言われる作品。1918年。ベルサイユ条約締結前のフランス。アメリカからやって来た、政府高官の幼い息子。 まるで少女の様な美しい少年が。…

映画部活動報告「ファンタスティックビースト と魔法使いの旅」

「ファンタスティックビースト と魔法使いの旅」観ました。「ハリーポッターの新しいシリーズが遂に幕を開ける!今度の舞台はハリーポッターの活躍した時代から70年前のアメリカ。人間界と魔法界の間に交流が無かった時代。 主人公は、魔法動物学者ニュート…

映画部活動報告「ガール・オン・ザ・トレイン」

「ガール・オン・ザ・トレイン」観ました。電車に乗る主人公の女性。どうやらこの電車は彼女にとっての通勤電車らしい。車窓からの景色を眺める彼女。 彼女が必ずチェックする一軒家。そこに住む若い夫婦。二人の生活を想像する彼女。これだけなら、電車通勤…

映画部活動報告「聖の青春」

「聖の青春」観ました。 1998年に29歳の若さで他界した、実在の将棋棋士「村山聖」の将棋人生を描いた小説。の映画化。村山聖役を松山ケンイチ。そしてライバルの羽生善治を東出昌大が演じた。 「将棋か…全く存じ上げませんなあ」日曜日。NHKでうっかり遭遇…

映画部活動報告「エブリバディ・ウォンツ・サム‼ 世界はボクらの手の中に」

「エブリバディ・ウォンツ・サム‼ 世界はボクらの手の中に」観ました。 1980年。9月。アメリカ。スポーツ推薦枠(野球)にてテキサス大学に入学する主人公。 アメリカでも1,2位を争う強豪校での活躍を夢見て「野球部専用寮」のドアを叩く主人公。でも。そこ…

映画部活動報告「この世界の片隅に」

「この世界の片隅に」観ました。 こうの史代の同名漫画の映画化。第二次世界大戦末期の広島。呉。18歳で広島から呉に嫁いだ「すず」という女性を通して。すずの。当時では普遍的であった「あまり知らない男性の元に嫁いでいく」「そしてそこでの生活」という…

映画部活動報告「男と女」

「男と女」観ました。 「ダバダバダ ダバダバダ」の音楽でお馴染み。1966年のフランス映画。「50年の時を経て。デジタルリマスターでスクリーンに蘇る!!」そんな宣伝を受けて。観に行ってきました。 いやあ~。素敵でしたね。「日本人よ。これがエレガント…

映画部活動報告「PK」

「PK」観ました。 インド映画。「きっと、うまくいく」の監督と主演が再びタッグを組んで。新しい作品の主人公は…なんと宇宙人?!何にも知らない。常識なんて関係無い。皆からは「PK(酔っぱらい)」と言われる。そんな型破りなPKが探すのは…まさかの神様‼…

映画部活動報告「ダゲレオタイプの女」

「ダゲレオタイプの女」観ました。 黒沢清監督のフランス映画。フランス発の写真撮影技術「ダゲレオタイプ」長時間の露光を利用し、水銀版にその唯一の姿を刻み込む。 その技法を生業とする写真家の助手になる主人公。彼がその写真家の住む屋敷に向かい、面…

映画部活動報告「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」

「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」観ました。 1920年台。NY。37歳でこの世を去った小説家トマス・ウルフ。彼を見出し、世に売り出した敏腕編集者マックスウェル・パーキンズ。 その二人のなれそめや。有名作品を生み出した経緯。手にした栄光と失った…

映画部活動報告「永い言い訳」

「永い言い訳」観ました。西川美和監督作品。本木雅弘主演。竹原ピストル、深津絵里、黒木華、池松壮亮などが脇を固め。小説家の主人公。美容師の妻と二人暮らし。冷めつつある夫婦の関係性。ある日。妻が友達と旅行で不在なのを良い事に、不倫相手の若い女…

映画部活動報告「淵に立つ」

「淵に立つ」観ました。深田晃司監督作品。 昨年年末の「さようなら」は、正直当方はいまいちでしたが。町工場を営む夫婦と、その一人娘。 ギクシャクしながらも、かろうじて家族という形態を保っていた三人。 そこに現れた、一人の男。 夫の古い知り合いだ…

映画部活動報告「七人の侍」

午前十時の映画祭「七人の侍」観ました。「1954年公開。黒澤明監督作品。三船敏郎、志村喬主演。言わずと知れた日本映画の超名作を。4Kで再現!あの名作を!まさかのスクリーンで!」おそらく、今回の午前十時の映画祭の目玉作品を。有難くも、しっかりと映…

映画部活動報告「少女」

「少女」観ました。 湊かなえ原作。三島有紀子監督作品。 本田翼、山本美月主演。 17歳。高校2年生の由紀と敦子。 周りに対し斜に構え。一人小説をしたためる由紀。 かつては天才剣道少女。しかし、大きな大会の団体戦で足を負傷。文字通り皆の足を引っ張り…

映画部活動報告「いまを生きる」

午前十時の映画祭「 いまを生きる」観ました。1989年。ロビン・ウィリアムズ主演。 アメリカ。全寮制の男子校。国内屈指の進学校。 そこに通うハイスペックな生徒達。末は博士か大臣か。叩き込まれる知識。 それは「いい大学に入って高い地位を得るため」の…

映画部活動報告「高慢と偏見とゾンビ」

「高慢と偏見とゾンビ」観ました。 18世紀のイギリスを舞台とした、超有名古典恋愛小説「高慢と偏見」 その世界にゾンビ(以降Zと表記)を投入した、話題作。18世紀。女性に家督兼が認められなかった時代。年頃の5人娘を持つベネット家は、婚活の真っ最中。…

映画部活動報告「ハドソン川の奇跡」

「ハドソン川の奇跡」観ました。 2009年、1月15日。USエアウェイズ1549便の不時着着水事故。飛行場から離陸して間も無かった旅客機に起きたバードストライク。両方のエンジンの動力を失い。と言って引き返す事も、他の飛行場に不時着することも出来ず。 そこ…

映画部活動報告「怒り」

「怒り」観ました。 吉田修一の同名小説。李相日監督作品。東京八王子。夏。とある一軒家で起きた、残忍な夫婦殺人事件。修羅場と化した殺人現場で残された、冷蔵庫の扉に血で記された「怒」という文字。 犯人像は浮かんでいるのに、一年経った今も未解決の…

映画部活動報告「オーバー・フェンス」

「オーバー・フェンス」観ました。 佐藤泰志の函館三部作小説の映画化。 山下敦弘監督作品。 オダギリジョー、蒼井優主演。ごく普通に就職し、結婚し、子供を儲けた。平凡な人生を送るはずであった。なのに。 夫婦関係は破たんし。仕事も辞め。故郷の函館に…

映画部活動報告「ティエリー・トグルドーの憂鬱」

「ティエリー・トグルドーの憂鬱」観ました。 フランス発の社会派映画。51歳の主人公。エンジニアとして働いていたのに、集団解雇。かつての会社と戦うつもりであったけれど。カスミを食べて生きている訳では無い。妻と、障害を持つ息子との三人暮らし。家の…

映画部活動報告「グッバイ、サマー」

「グッバイ、サマー」観ました。 「14歳の夏。僕たちは、一度きりの旅に出た。」そんな、甘酸っぱい気持ちになる事必須の夏休み映画。ミシェル・ゴンドリー監督作品。当方も大好きですよ。 「エターナル・サンシャイン」冬の泣きたい夜。酒を飲みながら観る…

映画部活動報告「スーサイド・スクワッド」

「スーサイド・スクワッド」観ました。「DCコミック最新作。何とメインは悪者たち!かねては爪弾きされる彼らが。タッグを組んで更なる悪に立ち向かう!」みたいな宣伝をされていた今作。バットマンジャスティスリーグに絡んでいく作品。劇場でも随分早い時…

映画部活動報告「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」

「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」観ました。 第二次世界大戦。リトルボーイ。「日本人は、本当に原爆については怒ってくるよなあ。」夏。酒を飲みながら。 当方の知る、面倒なアイデンティティーをお持ちな人物が何かの流れで言った言葉。「そりゃあそう…

映画部活動報告「ミュータント ニンジャ タートルズ 影」

「ミュータント ニンジャ タートルズ 影」観ました。中学生時代の同級生トミー(日本人)がひたすら愛していた「タートルズ」 時は流れ。去年。映画化された件の亀映画を観に行く当方。 雪山から滑り下りる、亀の4兄弟に「おおお」と地味に打たれる当方。 「…

映画部活動報告「エミアビのはじまりとはじまり」

「エミアビのはじまりとはじまり」観ました。若手漫才師のエミアビ。絶賛売り出し中で人気急上昇の二人組。そのツッコミの海野が交通事故で死んだ。 残されたボケの実道。そして海野と一緒に車に乗っていて共に死んでしまった雛子。その兄の黒沢。実は、黒沢…

映画部活動報告「イレブン・ミニッツ」

「イレブン・ミニッツ」観ました。 ポーランドの巨匠。イエジー・スコリモフスキ監督(78歳)最新作。午後5時から5時11分迄の11分間。 結婚翌日の夫婦。女優とその夫。映画監督。救急隊員。搬送される患者。犬を連れた女。ホットドッグを売る男とその息子。…

映画部活動報告「ストリートオーケストラ」

「ストリートオーケストラ」観ました。(当方は今、ブラジルを代表する音楽家。ナザレーのミックスリストを聞きながらこれを書いています。)ブラジル映画。 かつて神童と呼ばれたヴァイオリニストの主人公。 現在はスランプに陥り。オーディションでは、本…

映画部活動報告「シン・ゴジラ」/2016年上半期総括

「シン・ゴジラ」を映画部長と観ました。この映画部には、映画部部長と当方の二人が所属していまして。 活動内容は、普段は互いに観た映画の感想をざっくりとしたメール感想で送りつけあい。 そして年に二回。夏と年末に会って、上半期総括と年間総括を行う…

映画部活動報告「DOPE/ドープ!」

「DOPE/ドープ!」観ました。 LA。スラム街。とんだ犯罪多発地域。 90年代のヒップホップを始めとしたカルチャーオタクの主人公。 同じ趣味の仲間と計3人でつるむ日々。オタク故に悪い奴等にいじられる主人公。 しかしそんな事にくよくよしない。だってきち…

映画部活動報告「角川映画祭 Wの悲劇」

「角川映画祭 Wの悲劇」観ました。1984年。澤井信一郎監督作品。薬師丸ひろ子主演。夏樹静子の同名小説から名前を借りて。と言ってもその世界観では無い。 「Wの悲劇」の舞台化と、それを上演する、とある(知名度の高い)劇団。 そこに在籍する、売れない劇…

映画部活動報告「ハイ・ライズ」

「ハイ・ライズ」観ました。どこかのロンドン。郊外の高層マンション(ハイ・ライズ)。引っ越してきた、主人公の医師。 マンション内にスーパーやジムも完備されていて。完結した集合住宅。 高層階になるにつれ、高収入になる住民。 連日繰り広げられるパー…

映画部活動報告「好きにならずにいられない」

「好きにならずにいられない」観ました。アイスランド映画。 フージ。43歳。巨漢。空港の荷物係。無口で趣味はジオラマ遊び。(主にミリタリー系)毎週金曜日はタイ料理屋で一人パッタイを食べる。一人でドライブし、ラジオにヘビメタをリクエストする。母親…

映画部活動報告「人生は狂詩曲」

「人生は狂詩曲」観ました。 ベルギー発のミュージカル映画。「ベルギー。北のフランドル地方(オランダ語)と南のワロン地方(フランス語)に分断されるこの国を舞台背景に。欧州社会人吹奏楽団コンクールにベルギー代表として最終選考まで勝ち残った北南の…